ファイナンシャルプランナーが教える インターネット自動車保険はどうして安い?

自動車保険を契約するには、主に二つの方法があります。損害保険代理店で契約する方法と、インターネット等により直接保険会社と契約する方法です。

代理店を通して契約をする場合、対面で直接、商品の説明を受けられます。保険会社のサービスセンターが事故対応を行う点は、代理店・インターネット保険いずれも同じですが、代理店を介した契約ですと、さまざまな助言を受けられると期待する人もいるでしょう。ただ代理店の助言スキルは、知識や経験により異なりますから、信頼できる代理店を選ぶことがポイントになります。

一方のインターネット保険。収入が伸び悩み、家計に厳しさが増す昨今、割安な保険料が魅力のインターネット保険が気にならないはずはありません。ただ、同時に気になるのはなぜ安いのか、ではないでしょうか。

インターネットで販売される自動車保険は、代理店にかけるコストを軽減しています。さらに、IT技術を用いて事業コストを圧縮したり、商品性に工夫を持たせたりして保険料が抑えられるようにしています。ですから「安かろう、悪かろう」ということではなく、保険料が抑えられるしくみがある、ということなのです。

ただし、保険料を決めるモノサシは保険会社により異なるので、複数の保険会社の見積りを比較してみるといいでしょう。また、どのような事故対応をするのか心配なら、コールセンターに具体的に尋ねてみましょう。

インターネット保険も多様化が進み、もはやひとくくりでは語れません。直販型自動車保険がわが国に登場してすでに10年以上。当時の草分けだった外資系損害保険会社から、昨今は国内損保の商品が多数に。年代や立場の異なる様々なドライバーが、それぞれメリットを享受できる商品がいろいろ登場しています。

自動車保険の収入は、損害保険会社の経営を左右するのが実状なので、保険会社間の競争はますます激しくなるばかりです。こうした競争に巻き込まれることなく、私たちは納得と安心感を得られる保険をしっかり選んでいきたいものですね。

ポイント!

保険料が最大の魅力であるインターネット自動車保険、そもそも代理店を挟まない分コストが抑えられており、こうした仕組みの違いで保険料が安くなっているのです。保険会社により保険料を決めるモノサシも異なるので、複数の保険会社の見積りを比較して決めましょう。

プロフィール

清水 香(しみず かおり)
1968年東京生まれ。CFP®認定者。1級FP技能士。

補償選びの参考例

  • 30代
  • 40代
  • 50代
  • 60代

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