※保険始期年月:2023年11月
※2019年11月時点保有契約データより(対象:2010年1月以降始期契約)
近年の大きな台風により、一戸建て等のご契約の場合「風災・雹(ひょう)災・雪災」が1位です。また、大雪があるとカーポートの倒壊被害も急増します。
「地震保険」は一戸建てで2位、マンションで1位となっています。ご契約がマンションの場合では、「地震保険」に次いで「個人賠償責任」がお支払いの件数の2位になっています。そのうちの3割を占めているのが、自転車事故による損害を与えてしまった場合のお支払いになります。
一戸建て・マンションそれぞれの1位・2位いずれも、過去1年間と同じ傾向です。
一戸建てでは、次いで「火災、落雷、破裂・爆発」が3位となっており、中でも落雷による被害の割合が多いです。7~9月の落雷被害が8割で、家電や建物設備の過電流による損害が大半を占めます。
一方、マンションでは台風や落雷による被害は少なく、「水濡れ、物体の飛来、騒擾(じょう)」が3位で、そのうち水濡れによる被害が最も多いです。
一戸建ては木造住宅が多く、マンションより強度が劣るため、風や雪による損害を受けやすく、火災の際は損害額が高額になるケースが多いです。そのため、「風災」や「火災」に関する備えは特に重要だと言えるでしょう。また、大きな地震が発生した場合は、建物が損壊するケースもありますので、もしもに備えて「地震保険」もご検討いただきたいです。
マンションは、漏水事故による「水濡れ」のお支払い件数が多いです。自分の戸室で漏水させてしまうだけでなく、他人の戸室からの漏水事故で被害を受けることも少なくありません。また、自分の戸室からの漏水により階下に損害を与えてしまうこともあります。そのため、「水濡れ」の補償だけでなく、他人の戸室に被害を与えてしまうケースに備え、「個人賠償責任補償」のご付帯をおすすめいたします。