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最短6日で取得できる小型二輪免許とは?費用や教習所、一発試験についてもご紹介

排気量125cc以下の小型バイクに乗るための小型二輪免許が、どれくらいの時間と費用で取得できるかご存知でしょうか?

小型二輪免許は、普通二輪免許に比べて非常に取得しやすい免許です。普通自動車免許をお持ちの方であれば最短6日、AT限定であれば最短2日で取得できます。

ここでは、小型二輪免許の具体的な取得方法や費用、普通二輪免許との違いなどについて解説します。

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小型二輪免許とは?

小型二輪免許は、原付二種バイクに該当する排気量125cc以下の小型バイク、および定格出力1.0kW以下の小型電動バイクに乗ることができる免許です。普通二輪免許よりも取得が安価かつ短期間で済むうえ、普通自動車免許を保有していれば数日程度で取得できるメリットがあります。

また、乗れるバイク自体も小型とはいえ二人乗りが可能であり、法定速度は普通二輪車と同じ60km/hです。さらに普通二輪車に比べて小型・軽量で扱いやすく、車両価格や維持費も安価です。


二輪免許の種類について

二輪免許はバイクの排気量ごとに区分されています。排気量50cc以下のバイクに乗れる原動機付自転車免許、400cc以下の普通二輪免許、401cc以上の大型二輪免許の3種類がおおまかな分類です。

小型二輪免許は、普通二輪免許で乗れる排気量400ccまでのバイクのうち、125cc以下の小型バイクに限定した免許であるため「小型限定普通二輪免許」とも呼ばれます。さらに、変速操作の有無によって「小型限定普通二輪免許」と「AT小型限定普通二輪免許」に分けられます。


小型限定普通二輪免許とAT小型限定普通二輪免許

AT小型限定普通二輪免許は、125cc以下のATバイクに限定された免許です。ATとはオートマチック・トランスミッションの略称であり、スクーターに代表されるようなクラッチレバーがなく変速操作を必要としないバイクのことを指します。

煩雑なクラッチ操作がないぶん、運転が比較的容易で運転しやすいのがATバイクの特徴です。習熟時間が短縮されるため、教習所での教習時間も短く、教習費用も安くなるメリットがあります。

変速操作の有無を問わず乗れる小型限定普通二輪免許を取得すれば、もちろんATバイクにも乗ることもできます。しかし、あらかじめATバイクしか乗らないと決めているのであれば、最小限の時間と費用で済むAT小型限定普通二輪免許の取得がおすすめです。


小型二輪免許を取得できる年齢は?

小型二輪免許を取得できるのは普通二輪免許と同じく満16歳からです。ただし、あくまで免許の取得できる年齢が満16歳以上であり、16歳未満でも自動車教習所に入所することは認められています。

具体的な基準は教習所によって異なりますが、卒業検定前に満16歳になる場合は入学を認めている教習所や、16歳の誕生日の1〜2ヵ月前に入学を認めている教習所もあります。


小型二輪免許を教習所で取得する流れと費用


最も一般的な小型二輪免許の取得方法として、自動車教習所を経て免許を取得する流れを解説していきます。

自動車教習所には、公安委員会から指定を受けた公認自動車教習所(指定自動車教習所)と、それ以外の非公認教習所があります。公認教習所を卒業すれば、免許試験場で技能試験の免除資格が手に入るため、公認教習所を経て免許を取得するのが一般的です。

入所手続き時に視力と聴力を検査し、適性検査を受けた後に教習が開始されます。教習は2段階制で技能教習と学科教習が行われ、1段階目では基本操作と交通ルールを学びます。

2段階目ではより実践的な交通ルールを意識した走行方法などを学び、最後に行われる技能試験に合格できれば卒業です。後日、免許試験場に赴き、筆記試験を受けて合格できれば小型二輪免許が取得できます。

教習所での教習時間や教習費用は、普通自動車免許をすでに持っていれば大幅に短縮されます。AT限定の小型二輪免許なら技能教習が数時間短縮されます。


教習所での教習時間と費用

一切の取得免許がない状態では技能教習12時間・学科教習26時間のカリキュラムを受ける必要があります。その費用は地域によって差がありますが、おおよそ15万円〜20万円ほどです。AT限定免許の取得費用はそれよりも1万円〜2万円ほど安くなる傾向にあります。

普通自動車免許を保有している場合は、すでに交通法規を理解しているとみなされるため、学科教習が大幅に短縮されるのが特徴です。

さらにAT限定の小型二輪免許の取得であれば、技能教習8時間・学科教習1時間の合計9時間の教習で済みます。1日あたり2〜3時間の教習を受けられれば、入所手続きと免許試験場での手続きを合わせて最短6日でAT限定小型二輪免許を取得することも可能です。


免許試験場での流れと費用

自動車教習所を卒業後、免許試験場で適性試験と学科試験を受けて合格できれば免許が取得できます。学科試験を受けるためには受験料として1,750円が必要です。

公認自動車教習所を卒業していれば技能試験と応急救護講習も免除されるため、交付手数料の2,050円を納めれば免許証が発行されます。

すでに普通自動車免許を保有している場合は、免許試験場での学科試験が免除されるため、交付手数料2,050円を納め、手続きを済ませるだけで小型二輪免許が取得できます。


教習所を使用せず受験する一発試験について


教習所を卒業せず、免許試験場で直接、技能試験と学科試験を受けて免許を取得する方法もあります。合格すれば一発で免許が取得できるため「一発試験」もしくは「飛び込み試験」とも呼ばれます。

一発試験で免許を取得するメリットは教習所での教習費用を省けることではありますが、実際に一回目の試験だけで合格できる人は非常に稀です。一発試験の採点は非常に厳格であり、経験者でも数回挑戦してようやく合格できる狭き門です。

お金の負担に関しては、試験を受けるたびに受験料2,600円と試験車使用料1,450円がかかり、合格して免許証が交付される際には交付手数料として2,050円がかかります。また、後日指定された教習所で取得時講習と応急救護講習を受けなければならないため、さらに取得時講習料12,000円+応急救護講習料4,200円がかかります。


AT小型限定普通二輪免許は最短2日で修了可能に


2018年4月の道路交通法改正により、AT小型限定普通二輪免許の取得が短時間で済むようになりました。1日あたりの技能教習上限時間が引き上げられたため、普通自動車免許保持者がAT小型限定普通二輪免許を取得する場合、これまで最短3日かかっていたものが最短2日で教習所を卒業できるようになっています。

教習所によっては2日間で教習を終えられる特別カリキュラムを用意し、短期間での免許取得をサポートしています。特別カリキュラムは、およそ2万円の追加料金や人数制限、実施曜日の制限があるものの、忙しい人でもAT限定の小型二輪免許を取得できるように配慮された教習です。


監修者(株式会社 日本交通事故鑑識研究所)コメント


都市部の移動や通勤・通学に便利な原付二種バイク。小型二輪免許は搭乗できるバイクの排気量が限定されるぶん、時間や費用をかけずに取れることが利点であり、バイクの排気量さえ問わなければもっとも実用的な二輪免許です。

しかし、当然ながら小型二輪にも交通法規があり、ルールを守った正しい運転をすることは乗る人に課せられた大きな責任です。小型であるぶん、万が一自動車と衝突するようなことがあれば、命に関わるような大きな事故に発展してしまう恐れもあります。

車に乗る時もバイクであっても、安全に対する意識を常に心に持ちながら、運転をより楽しく充実したものにしていきましょう。

監修:株式会社 日本交通事故鑑識研究所

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