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男性7割・女性6割が、配偶者の収入について「知らない・全く知らない」と回答!夫婦間・家族間における、お金の管理アンケート!〜調査編〜

更新

2022/03/28

公開

2022/03/28

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【調査の背景】
生計をともにする夫婦や家族にとって、家計や資産をどのように管理するかは人生に大きく影響する重要なテーマの一つです。しかし、夫婦や家族の在り方、そしてお金の在り方が多様化する昨今、家計や資産の管理も多様化しているのではないでしょうか。特にスマートフォンの普及により、銀行口座や保険契約の管理など、お金の管理がオンライン上で手軽に行えるようになったことも影響しているといえそうです。

では実際のところ、夫婦や家族間で家計や資産はどのように管理されているのでしょうか。今回は、収入をはじめとするお金の情報が夫婦間・家族間においてどのくらい共有されているのか、全国の30代〜50代の男女500名ずつを対象に調査しました。


【アンケート結果のポイント】
1.生計を共にする配偶者や家族の収入源・収入額について「知らない」人が6割以上!
2.普及が進むインターネットバンキング。反面、7割以上がIDやパスワードを家族に伝えていないという結果に。
3.いざというときのために...自分だけでなく家族も把握しておきたい「保険情報」。しかし、家族名義の保険情報を把握している人は約4割にとどまる結果に。

目次

    1. 家族の収入を把握している人は、半数以下

    今回のアンケート調査によると、家計(家族の生活費、教育費、住宅費など)を「自分と共に配偶者、同居者も負担している」と答えた人は全体の42.3%でした。しかし、お互いの収入について「すべて知っている」と答えた人は全体の35.2%にとどまり、残る64.8%は「一部知らない・わからないことがある」もしくは「ひとつも知らない」と回答しています。
    男女別に見ると、男性の71%、女性の58.4%が、お互いの収入を把握していないという結果に。

    さらに、義父母を含めた親の経済状況となると、把握している人の割合はもっと下がります。親(義父母含む)の経済状況について、収入や支出の内訳を知らない人は68.0%、預貯金の残高を知らない人は55.9%、ローン残高や借入金の有無などを知らない人は32.8%という結果になりました。

    この背景には、別々に暮らしているため家計の把握が難しかったり、親の資産状況について直接的な質問がしづらかったりなど、さまざまな事情や要因が考えられます。

    しかし、親の急な入院や介護、相続などを想定した場合、ある程度の情報を事前に共有しておくことは非常に重要です。万が一のことが起きた際に大きなトラブルとならないよう、家族で早めに話し合っておくことが必要といえます。

    2. 7割近くは、インターネットバンキングのID・パスを家族に伝えていない!

    家族間で共有しておきたいお金に関わる情報の一つに、お互いの銀行口座が挙げられます。
    しかし、今回のアンケートによると、56.3%が、家族のキャッシュカードの暗証番号を「お互い知らない、不明・わからない」と回答しています。

    また、近年ではインターネットバンキングの普及が進み、銀行口座もスマホ一つで管理できるようになっています。実際に今回の調査では、全体の64.3%の人が、自身と配偶者・同居人のどちらかまたはお互いがインターネットバンキングを利用していると回答しました。

    その一方で、インターネットバンキングを利用している世帯のうち、お互いのIDやパスワードを把握していない割合は70.7%に上り、家族のキャッシュカードの暗証番号を把握していない割合の56.3%を上回る結果に。

    「インターネットバンキングは、インターネットを利用した銀行などの金融取引のサービスです。オンラインバンキングとも呼ばれることがあります。」
    インターネットバンキングの仕組み-総務省より引用

    インターネットバンキングは通帳やキャッシュカードがない場合が多いため、口座情報の詳細を家族に伝えておかなければ、万が一のときにどの金融機関にどれだけのお金があるのかわからず、口座自体が放置されてしまうケースも考えられます。思わぬアクシデントや損失を防ぐためにも、きちんとインターネットバンキングの情報は家族間できちんと共有しておいた方が得策といえるでしょう。

    3. 家族の保険を把握している人は、4割程度

    加入している保険の契約内容も、いざというときのために家族間で共有しておくべき情報の一つです。しかし、今回の調査では、自分名義で加入している保険と家族名義で加入している保険とでは、その加入状況の把握に差があることがわかりました。

    自分名義で加入している保険については、会社名や共済名を把握している人が67.9%だったのに対し、家族の名義で加入している保険会社・共済名については44.4%という結果に。さらに、保険証券の保管場所を把握しているかという質問に対しても、自分名義の保険を把握しているのは41.9%なのに対して、家族名義の保険については23.9%の人しか把握していませんでした。

    近年では銀行口座と同様、保険証券もデジタル化が進みつつあります。今回の調査では「紙とデジタルが混在」「すべてデジタル」という人を合わると、29.8%の人が実際にデジタル証券を利用していました。依然、紙の証券の利用者が多いものの、デジタル証券について55.0%が「紛失や破損の心配がない」、73.5%が「パソコンやスマホでいつでも確認できる」と答えており、多くの人が管理のしやすさにメリットを感じていることがわかります。

    このように普及しつつあるデジタル証券ですが、IDやパスなどの把握状況に関しては、「自分は知っているが家族は知らない」という答えが最も多く52.3%という結果に。半数以上の人はデジタル証券の情報を家族に伝えていませんでした。

    保険は本来、事故や病気、死亡といった不測の事態が起きた際に、家族や自分を守るために必要となるもの。いざというときには本人だけでなく、その家族も契約内容や保険証券の保管場所を把握していなければ、保険金の請求漏れなど補償を受けられないケースも考えられます。
    万が一に備えるためにも、家族間で積極的に情報共有を行っておくことが重要です。

    4. まとめ

    今回のアンケート調査では、収入や銀行口座、保険の内容といったお金に関わる情報を、夫婦や家族間で把握している人は半数に満たないことがわかりました。また、銀行口座や保険証券など、サービスのデジタル化によって管理自体は手軽になったものの、IDやパスワードは家族間であっても情報を共有しづらく、各個人での管理が進んでいる傾向にあることも見えてきました。

    しかし!夫婦・家族間でお金の情報を共有することには、実はさまざまなメリットが挙げられます。詳しくは「お互いの収入を知らないのはもったいない!夫婦間・家族間でお金の情報を共有するべき理由〜FP監修〜」でお伝えします。

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