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梅雨のドライブは気をつけて! 雨の日に多い事故トラブル

更新

2018/06/11

公開

2018/06/11

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じめじめと雨が降り続く梅雨の季節が今年もやってきました。雨の日の運転はいつも以上に事故やトラブルに遭う危険性が高くなります。今回は、雨の日に多い事故トラブルとその対処法をご紹介します。

目次

    駐車場での水没事故

    近年、短時間のうちに局地的に激しい雨が降り注ぐゲリラ豪雨などの異常気象を耳にする機会が多くなりました。皆さんも1時間で数十mmもの大雨が降り、道路が川のようになったり、数m先も見えない滝のような雨に遭ったりという経験があるのではないでしょうか。また、被害のひどい地域では9時間のうちに平年の2ヶ月分の雨が降るなど記録的な集中豪雨も起きています。
    このような災害時には、駐車場に停めていた車の水没事故が急増します。平地より低い位置にある駐車場は、特に水没の危険性があります。梅雨の時期はいつも以上に天気予報に気を配り、愛車を高い場所に移動しておくなど早めの対応を心掛けてくださいね。

    道路の冠水や水位上昇による水没事故

    台風や集中豪雨によって雨量が急激に増えると、雨水排水設備の排水能力を超えた雨水が路面にあふれ、道路の水位上昇や冠水が起こることがあります。高架下や立体交差点のアンダーパス部など、特に冠水の危険が高い箇所にはあらかじめ注意喚起の標識がついているので、普段よく運転する道では事前に確認しておきましょう。道路の水位が高くなったら運転を控えることも時には必要です。

    バイパスになっている川沿いの道路などは、赤色灯が設けられていることがあります。赤色灯が点滅しているときは通行止になりますので、無理に高架下を通行しようとすると、水没事故につながります。低地や川沿いなどを走行する時は標識や赤色灯に気を配りながら運転しましょうね。

    ゲリラ豪雨によりあふれ出した濁流は低地へと流れ込み、あっというまに道路を冠水させます。場合によっては愛車の被害だけでなく、水没した車から脱出できなくなるなど、生命の危機すらあります。水没という万が一の事態に備えて、窓ガラスを割るハンマーやシートベルトを切るカッターを車内に常備しておくことも重要です。

    濡れた路面によるスリップ事故

    雨の日のトラブルで多いのがスリップ事故です。雨で濡れた路面は想像以上に滑りやすくなっています。特に雨の降り始めは路面のホコリや泥が、雨水で浮き上がって滑りやすい傾向にあるので、注意してより慎重に運転してください。
    また、スピードの出し過ぎにも注意が必要です。水の溜まった道路を高速で走行すると、タイヤと路面の間にできた水の膜でハンドル操作やブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こりやすくなります。急ハンドル・急ブレーキは避けて、いつも以上に慎重な運転を心掛けてくださいね。

    異常気象の有無に限らず、雨の日は「視界が悪くて周囲がよく見えない」「雨音によって車外の音が遮断される」など、事故が起きやすい条件がそろいがち。梅雨の季節は普段よりも慎重な運転を心掛けて、事故のない快適なカーライフを楽しみましょう。

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