季節の特集
ドライブ
ハロウィンが終わると、街はすっかりクリスマスモード。イルミネーションは年々エンタテイメント化しており、各地で趣向をこらしたショーなどが開催されています。特に郊外のイルミネーションは大規模化の傾向があります。今回はドライブで行って間違いなしの「関東近郊のイルミネーションスポット」をご紹介します!
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画像提供:国営昭和記念公園
東京ドーム39個分という広大な公園のふれあい広場で行われる「Winter Vista Illumination2018」。毎年違ったテーマでイルミネーションが展開されていますが、昭和記念公園のシンボルといえば、やはり約1万5,000個のグラスによるゴージャスな「シャンパングラスツリー」。一番高いものになると高さ4.5m、33段にもなり、大人の夜を演出します。
水路沿いにある200mのイチョウ並木や大噴水のライトアップ以外にも、期間中は花火の打ち上げもあり、花火とイルミネーションによる幻想的な夜を満喫できます。
また、昭和記念公園といえば徒歩数分の場所に「IKEA」があり、「ららぽーと立川立飛」までも車で約10分。日没までの時間をショッピングにあて、そこから昭和記念公園へと移動すると、夜だけではなく日中から充実した時間を過ごすことができます。
画像提供:よみうりランド
「よみうりランド ジュエルミネーション〜輝きのライトピア®~」は、照明デザイン・ライトアップにおいて世界を股にかけて活躍する石井幹子氏がプロデュースする、600万球ものLEDを使用したイルミネーションです。今年のテーマは、光の理想郷「ライトピア®」。マッターホルンをイメージした高さ25mの「ジュエリー・マウンテン」が登場し、山の中腹でソリ遊びができるようになったほか、噴水ショーの規模も拡大。都心の夜景とよみうりランドの全景を眺められる観覧車やジェットコースターなどのアトラクション、イルミネーションに囲まれながら楽しむアイススケートなど、ほかにはないエキサイティングな夜の遊園地となっています。よみうりランドは電車でのアクセスも非常にいいですが、移動が夜遅くになりがちなイルミネーションをゆっくり楽しむには、車がピッタリ。特に小さなお子さん連れのファミリーにはマイカーでの往復が便利です。
画像提供:富士急行株式会社
さがみ湖イルミリオンは、遊園地やキャンプ、バーベキュー場、日帰り温泉施設が揃う複合アウトドアリゾートを舞台に、関東最大級の600万球・21種類のイルミネーションが点灯するイルミネーションスポットです。
最大の特徴は、山頂へと伸びていく七色のイルミネーションが眼下に広がる虹のリフト、ボタンに触れると色が変わる演出、360度フルカラーLEDに包まれる立体空間演出などの「体験型」の仕掛けが豊富なこと。そのほかにも、ナイトアトラクションに乗車したり、回転する光のトンネルのなかを歩いたりと、日本最多の全30種類に及ぶ体験型イルミネーションが用意されています。
冷えた体は隣接する日帰り温泉施設「さがみ湖温泉うるり」に入って、ゆったり癒してから帰路につけるのもイルミリオンならではです。
画像提供:あしかがフラワーパーク
長崎ハウステンボス、札幌のホワイトイルミネーションと共に日本三大イルミネーションに選ばれた「あしかがフラワーパーク〜光の花の庭〜」。東京ドームの2倍に相当する敷地に450万球以上のLEDが装飾され、この時期に咲く花に特化したイルミネーションが楽しめます。
なかでもフラワーパークのシンボルといえば「奇蹟の大藤」。細部までこだわった花房が藤棚で輝く本物さながらの藤色のトンネルでは、咲き始めから散るまでをストーリー仕立てで演出。山の斜面を利用した「光の壁画」、水面の鏡面反射によって光を増幅する「みんなの地球」なども大迫力です。
また、せっかく栃木県まで来たなら、フラワーパークから車で8kmの距離にある「佐野プレミアム・アウトレット」にも立ち寄りたいところ。お子さんサービスに加えて、大人の買い物もできて一石二鳥です。
画像提供:東京ドイツ村
通常はアトラクションや動物とのふれあい、自然体験などをメインに昼間だけ開園している園内に、冬の夜にだけ登場する「光の国」。全長70mの虹のように輝く「光のトンネル」を抜けた先には、光で装飾されたドイツの街並み、トリックアートを駆使した大きな光の絵が出現します。観覧車から見るとまるで浮き上がったように見えてくる3Dイルミネーションは、他にはないドイツ村ならではの演出。入場ゲートから車を降りずに料金精算ができ、園内各所に駐車スペースがあるのも、マイカー来場者にはうれしいポイントです。
往路でアクアラインを通らず館山自動車道を通るのであれば、ぜひ、房総のグルメを堪能できる市原SAへお立ち寄りください。
画像:榛名湖イルミネーション実行委員会
大自然に囲まれた榛名湖は、もより駅からバスで90分と遠く、車で行くメリットが極めて高いイルミネーションスポットです。
普段は静まり返る榛名湖に、12月の3週間だけ登場するイルミネーション。55万球のLEDで彩られた、ピラミッドや水中ツリーなどの多彩な光が湖面に映し出される景色は、ため息がでるほど幻想的。期間中は全6回にわたって花火大会も開催され、イルミネーションと花火の光を一度に楽しむ贅沢なひとときが過ごせます。
期間中はイベントも盛りだくさんで、湖上から見る音楽とイルミネーションのDMXショー、ゴーカート、開催期間中17:30分から1時間置きに実施されるレーザーショーなど。他にも榛名山ロープウェイも運行(有料)しており、榛名富士の頂上からは眼下のイルミネーション会場以外にも、高崎、前橋の夜景まで一望できます。
標高が高いので寒さ対策だけは万全にしていきたいところですが、満足度の高いイルミネーションスポットとなっています。
いかがでしたか? この時期のイルミネーションは気温が低くなるので寒さ対策は欠かせません。場所によっては雪が降ることもありますから、スタットレスタイヤに交換するかチェーンを持参したりするなどして、安全なドライブをお楽しみください。