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未然に防ごう!居眠り運転の原因と防止・対策方法とは?

更新

2019/06/19

公開

2019/06/19

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十分気をつけているつもりでも、ついウトウト......車の運転中に眠くなってしまうことはありませんか?

言うまでもなく、居眠り運転は、命に関わる重大な事故につながりかねない非常に危険な行為です。ここでは、居眠り運転の原因から防止法、お役立ちグッズなどをご紹介します。
未然に居眠り運転を防ぐよう心がけましょう!

目次

    居眠り運転はとても危険!

    運転手の睡眠不足や過労による居眠り運転で発生する交通事故は、毎年必ずといっていいほど発生しています。

    居眠り運転は、ブレーキを踏んで減速したりハンドルを切って危険を回避できないため、ノンブレーキで歩行者や障害物に衝突する可能性があります。死亡事故や、他の複数の車を巻き込むような重大な事故につながる危険な行為です。

    また、居眠り運転は、通常の運転では考えられないような蛇行運転やウインカーを点滅しないまま車線変更をする場合があり、仮に事故が発生しなかったとしても、他のドライバーに多大な迷惑をかけることにもなります。

    居眠り運転の原因とは

    ではなぜ運転中に眠気が起こってしまうのでしょうか。原因について考えてみましょう。

    睡眠不足

    眠くなる最大の原因は睡眠不足です。居眠り運転をしないようにするには、まずは十分な睡眠を取ることが大切です。

    運転前夜には、7時間以上眠るのが適切な睡眠時間とされています。睡眠時間が少ないほど居眠り運転の発生確率は高まります。

    米高速道路交通安全局と全米自動車協会交通安全財団の調査によると、自動車事故のリスクは、7時間以上の睡眠に比べて6~7時間睡眠では1.3倍、5~6時間の睡眠で1.9倍、4~5時間だと4.3倍、4時間未満では11.5倍になります。

    出典
    2時間の睡眠不足、自動車事故のリスク倍増 米研究

    運転している時間帯

    国際交通安全学会誌に掲載された論文によると、眠くなる時間帯は1日のうち2回あると言われています。1回目が深夜から明け方にかけて。そして2回目が午後2時から4時の間です。居眠り運転が多発する時間帯も、この時間帯にほぼ相当しています。

    この眠気は、人間の生体リズムの影響を受けて発生するもの。加えて、この時間帯は比較的交通量が少なく、道路が空いていることにより、快適に運転できるためウトウトしやすい傾向があると言えるでしょう。

    出典
    林光緖「居眠り運転発生の生理的メカニズム」国際交通安全学会誌Vol.38,No.1(49-50)(平成25年5月)

    病気

    居眠り運転の発生の理由には、SAS(睡眠時無呼吸症候群)が原因の場合もあります。近年、SASが原因による居眠り運転による事故が続いています。

    この病気は睡眠中に呼吸が止まり深く眠れないために、日中も睡眠不足でずっと眠い状態です。しかし、患者自身に自分がSASであることの自覚がないのがこの病気の特徴です。SAS患者が運転中に眠くなるのは非SAS患者に比べて4倍で、実際に居眠り運転をしたことがあるという人は5倍にもなるという調査結果も示されています。

    出典
    帝人住宅医療株式会社 睡眠時無呼吸なおそう.com 「居眠り運転が5倍に!?」

    眠くなりやすい薬を服用して運転するケースも見られます。

    風邪薬や花粉症の薬、鎮咳薬、消炎鎮痛薬などには、抗ヒスタミン薬が含まれていることがあります。この薬は鼻水を抑える効能がある一方、眠くなるという副作用があるので、運転前に飲むのは控えるようにしてください。症状がきつくてどうしても飲まずにいられない場合、医師に相談して車を運転することを伝えて、眠くならない薬を処方してもらうようにしましょう。

    気温

    春になると暖かくなって快適にはなりますが、眠くもなる季節でもあります。

    冬は気温が下がり自律神経は交感神経が優位で緊張状態になりますが、春は暖かいため副交感神経が優位、つまり身体がリラックスモードになって眠くなるのがその理由といわれています。

    花粉

    花粉症は、眠っている最中に鼻水によって眠りが浅くなりがちです。しかも花粉症の薬には鼻水を止めるための抗ヒスタミン剤が入っていることが多いので、副作用で眠くなりやすく、居眠り運転をする危険性が高まります。

    居眠り運転を防ぐためにできること

    居眠り運転防止の対策方法

    居眠り運転を防止する方法についてご紹介します。ご自分にあったものを選んで、ぜひ活用してください。

    仮眠を取る

    運転中に眠くなったら、一時的に安全なところに車を停めて仮眠を取りましょう。仮眠する時間は30分以内が良いと言われています。長時間の仮眠だと深く眠ってしまうので眠気が取れず逆効果になります。仮眠する直前にコーヒーを飲むと、カフェインの効果でスッキリと目覚められます。

    ストレッチをする

    高速道路を運転しているときはサービスエリアなどの安全な場所に車を停め、一旦車から降りて身体を伸ばすと、血行が良くなりスッキリと眠気が取れます。休憩ごとにストレッチをすれば、眠くなりにくく、居眠り運転の予防につながります。

    窓を開ける

    窓を開けることも眠気から解放される方法として有効です。冬は寒いですが、窓を開ければ新鮮な風で車内の空気が入れ替わってリフレッシュできます。簡単にできて効果的です。

    声を出す(歌を唄う・会話する)

    同乗者がいれば、軽くおしゃべりをするのも眠気を取る良い方法です。また、1人で運転している場合は音楽をかけて口ずさんでみると眠くならないでしょう。ただし、会話や歌に集中しすぎると運転がおろそかになってしまうので、ほどほどにしましょう。

    洗顔

    どうしても眠いときは顔を洗うのもおすすめです。サービスエリアや道の駅で車を停めて、洗面所で顔を洗うと目が覚めます。

    居眠り運転防止に役立つおすすめグッズ

    居眠り運転防止に役立つおすすめグッズをご紹介します。

    コーヒー

    居眠り運転を防止するにはコーヒーを飲むのが定番です。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるので、居眠りを予防するにはとても効果があります。最近では、コーヒー以外にもカフェイン入りの眠気覚ましドリンクも多数販売されています。自分に合ったものを選びましょう。

    ガム

    ガムを噛むことも居眠り防止には効果的です。噛むことで脳の血管が拡張し、血流を促進するので眠気を覚ます効果があります。ミントのようにすっきりする味や、カフェイン入りのガムもあるのでお好みで。

    目薬

    目薬を目にさすことで眠気を飛ばすことができます。特にクール系のものはスッキリさせてくれます。実際の効果は30秒から1分程度ですが、目が覚めて気分を一新してくれます。

    運転していて眠くなりやすい場所の特徴とは

    運転をしていて眠くなりやすい場所には特徴があります。あらかじめどんな場所なのか知っておくことで、居眠り運転を避けることができるでしょう。

    高速道路

    高速道路は高速で走っても安全なように設計されているため、走りやすい路面でカーブもゆるやか。速度も一定で走行します。また、一般道のように信号もなく突然飛び出してくる歩行者もいないので、運転に集中できます。

    しかし、それゆえに注意力が低下し睡魔に襲われやすい環境ともいえます。高速道路に乗る前には、十分な睡眠を取っておくことが大切です。

    長い直線道路

    一般道でも長い直線の道路では、ハンドル操作がほとんどなく景色も変わりません。そのため脳への刺激が少なく、意識が漫然となりやすくなるので眠くなりやすいです。ガムを噛んだり同乗者と会話するなどして、脳を刺激して居眠りを防止すると良いでしょう。

    まとめ

    居眠り運転は重大な交通事故に直結してしまう危険な行為です。居眠り運転を防ぐには、日ごろから体調管理をしっかり行って十分な睡眠を取ることが大切です。

    そのことを踏まえ、普段から対策としてできそうなことをピックアップして準備しておけば、居眠り運転を未然に防ぐことができるでしょう。

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