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運転免許を更新したい!なにを用意すればいいの?

ついつい億劫になりがちな運転免許の更新手続き。しかし、その手続きに複雑な作業は必要ありません。

ここでは、運転免許の更新がスムーズにおこなえるように、必要なものや注意点をまとめました。うっかり免許を失効させてしまわないように、免許更新の準備は早めに済ませてしまいましょう。

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運転免許更新の手続きができる期間

免許更新ができる期間は、誕生日の前後1ヶ月の合計2ヶ月間です。誕生日のおよそ35日前には、各地方の公安委員会から「運転免許更新連絡書」や「運転免許更新のお知らせ」などの名称で更新通知ハガキが届きます。更新期間を過ぎると、やむを得ない事情がない限り免許が失効してしまうため、必ず期間内に更新するようにしましょう。


運転免許更新の手続きで必要なもの


では、運転免許の更新手続きには何が必要になるのでしょうか。以下にまとめましたので、あらかじめ準備をしておき、忘れ物をして更新の機会を失わないように注意しましょう。


必ず必要なもの

運転免許の更新にあたって必ず必要なものは「現在交付されている運転免許」と「更新手数料」の2点です。更新手数料は、新しく交付される免許の色に応じた講習区分によって変動するもので、更新通知ハガキに記載されています。経由更新(指定された地域以外での更新)以外の場合は、更新通知ハガキ自体は更新手続きに必ずしも必要ではありません。


場合によって必要になるもの

「運転免許」と「更新手数料」だけあれば免許更新は可能ですが、免許を更新する場所や更新内容、年齢などによって別途準備しなければならないものがあります。


<視力・聴力の補助具を必要とする場合>

免許を更新する際は視力検査と聴力検査をおこなうため、普段の運転で使用している眼鏡やコンタクトレンズ、補聴器などを忘れないようにしましょう。


<記載内容の変更がある場合>

氏名や住所など、免許の記載内容に変更がある場合は、変更を証明する書類が必要です。氏名および本籍に変更がある場合は、本籍が記載された「住民票抄本」が、住所変更がある場合は、現住所の証明書類となる「住民票」「健康保険」「公共料金の領収書」「在留カード」のいずれか1点が必要です。


<警察署で更新する場合>

警察署で免許を更新する場合には、上記の書類に加え、新しい免許に使う写真を自分で準備する必要があります。


<70歳以上の場合>

年齢が70歳以上に該当する場合は、特別講習を受けた証明となる高齢者講習終了証明書などが必要です。


運転免許の更新手続きができる場所と講習時間

免許更新ができる場所は、各都道府県の免許センターと運転免許試験場です。また、優良運転者か高齢者講習受講修了者に限り、指定の警察署でも更新手続きができます。

それぞれ午前と午後に受付がおこなわれます。受付時間は各地域によって異なる場合があります。事前に調べ、時間に余裕をもって更新手続きに望みましょう。

免許更新時に受講が義務付けられている講習の時間は、優良運転者は30分、一般運転者は1時間、違反運転者および初回講習者は2時間です。


運転免許の更新手数料

更新にかかる基本手数料は2,500円です。それに加えて、受講する講習区分に応じた講習手数料が必要となります優良運転者を例にすると、更新手数料2,500円+講習手数料500円=合計3,000円の費用がかかります。一般運転者の講習手数料は800円。違反運転者と初回更新者はそれぞれ1,350円が講習手数料としてかかります。

高齢運転者は事前に特別講習を受けるため、免許更新時にかかる費用は更新手数料の2,500円のみです。特別講習にかかる費用については、各都道府県警のホームページなどで確認できます。


運転免許更新の5つの注意点


初めての免許更新はもちろんのこと、3年ないし5年ぶりの免許更新においては、その手順を忘れてしまうのも無理はありません。曖昧になりがちな免許更新時に注意すべき5点をまとめました。


必要なものが分からなくなったら

更新通知ハガキには、更新時に必要なものも記載されています。より詳細な内容を知りたい場合は、各都道府県警のホームページを確認するか、最寄りの警察署や運転免許センターに電話で確認しましょう。


更新通知ハガキを紛失したときは

更新通知ハガキには、免許更新に必要な多くの情報が記載されていますが、ハガキ自体は更新手続きに必ずしも必要ではありません。紛失した旨を受付窓口で伝え、指示に従いましょう。手続き時間が少々長くなるものの、経由更新(指定された地域以外での更新)以外の場合であれば、更新通知ハガキを紛失してしまっても免許更新は可能です。


視力が悪い場合はメガネやコンタクトを忘れずに

メガネやコンタクト・補聴器など、運転に必要な補助具を忘れた場合は、更新手続き中の扱いとなり再検査を受けることができます。当日内に準備ができなければ、日をあらためて再検査を受けることも可能です。ただし、更新手続き中であっても、運転免許の有効期限を過ぎた場合は、運転免許が失効してしまうので注意しましょう。


自分で証明写真を用意する場合は

警察署で免許を更新する場合のほか、免許センターや運転免許試験場で更新手続きをする場合でも自分で用意した写真を使うことができます。ただし、運転免許に使用できる写真は、縦3cm×横2.4cmの無帽・正面・上三分身・無背景写真。また、申請前6ヶ月以内に撮影したものに限られます。


70歳以上の特別講習について

70歳以上のドライバーは、免許更新手続きの前に、自動車教習所などでおこなわれている高齢者講習を受けなければ免許更新手続きをすることができません。免許更新通知ハガキが届く約3ヶ月前(免許更新期限の約6ヶ月前)に、講習内容や講習場所などの案内が記載された「高齢者講習のお知らせ」ハガキが郵送されます。

時期によっては教習所が混雑する場合があるため、「高齢者講習のお知らせ」ハガキが届いたら早めに指定された自動車教習所に電話予約を入れ、受講するようにしましょう。70歳〜74歳の講習では、座学や実際の車を使った運転指導などをおこないます。75歳以上の場合はあらかじめ認知機能検査をおこない、検査結果に応じた内容の講習を受けることになります。


運転免許の更新期限を過ぎてしまったら?


公安委員会が認めるやむを得ない事情がない限り、更新期限が過ぎると運転免許は失効し、この間に車を運転すれば無免許運転と同じ扱いになります。

ただし、海外への渡航や疾病・妊娠による入院、被災など、公安委員会がやむを得ないと認める事情などがあり、それを証明できる場合はこの限りではなく、再取得が可能です。運転免許の失効を防ぐために、誕生日の1ヶ月以上前から更新できる特例措置や、国家非常事態宣言時は、事前に有効期間延長手続きができる場合があることも覚えておきましょう。


有効期限を過ぎて6ヶ月未満

やむを得ない理由がなく、運転免許の有効期限から6ヶ月未満の場合は、適正検査と講習を受けることで更新することができます。更新には、有効期限が切れた運転免許のほか、申請用写真と本籍が記載された住民票の写しなどが必要です。


有効期限を過ぎて6ヶ月以上1年未満

やむを得ない理由がなく、運転免許の有効期限から6ヶ月が経過した場合は、学科試験と技能試験に合格しなければ免許を更新することはできません。仮免許の資格は保持されます。更新に必要なものは、6ヶ月未満の場合と同じであるものの、別途、免許取得費用や講習手数料が必要です。


有効期限を過ぎて1年以上

運転免許の有効期限から1年以上が経過した場合は、すべての運転資格を剥奪された状態で新たに運転免許を取得しなおさなければなりません。


監修者(株式会社 日本交通事故鑑識研究所)コメント


運転免許の更新に最低限必要なものは「現在交付されている運転免許」と「更新手数料+講習手数料」に加え、ドライバーによって「メガネ・コンタクトレンズ・補聴器など」や「高齢者講習終了証明書」が必要です。更新通知ハガキは必須ではありませんが、それを見れば更新にまつわる情報がすぐに確認でき、手続きがスムーズに進められるでしょうから、持参されることをおすすめします。

本文内でも触れている通り、免許の更新時には、交通違反の有無などにより区分された所定の講習を受ける必要があります。運転免許の更新を単なる手続きのように捉えている方も多いと思いますが、ドライバーとしての初心に帰り、あらためて安全運転への意識を高めるための機会と捉え、更新後のご自身の運転に活かす意識を持っていただきたいと思います。

免許の更新が最長5年まで延長されたことに加え、細かな制度の変更などもあり、免許更新手続きを正確に覚えるのは大変です。更新手続きの詳細が記載された更新通知ハガキは紛失しないようにしっかりと保管し、なるべく早めの免許更新を心がけましょう。

監修:株式会社 日本交通事故鑑識研究所

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