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【お湯厳禁】フロントガラスが凍結する原因と対策

冬になるとフロントガラスが凍結してしまうのは当たり前だと思っていませんか?
霜や積雪による凍結は、対処方法を知っていれば簡単に除去したり予防できます。
ここではフロントガラスを解凍する方法や、あらかじめ凍結しない予防策についてご紹介します。

フロントガラスが凍結する原因

フロントガラスが凍結するのは、「放射冷却」が原因です。
放射冷却とは、日中に温められた地表の熱が、夜になると上空に向って放射され、気温が急激に低下すること。特に冬は昼間でも気温が上がらないので、放射冷却によって一層寒くなり、空気中の水蒸気が夜になって冷やされて凍ります。この凍った水蒸気が、明け方に「霜」となってフロントガラスに降って凍ることになります。

凍結したフロントガラスにお湯をかけると割れる!?

霜で凍結したフロントガラスにお湯をかければ、手っ取り早くてすぐに溶けると思いがち。しかし、絶対にやってはいけません。お湯をかけることでガラスの一部を急激に熱すると、そこだけ熱膨張します。お湯をかけていない他の部分は冷たいままなので、膨張した部分の圧力に耐えられなくなり割れてしまう危険性があるのです。

フロントガラスの凍結を溶かすための手順

フロントガラスの凍結を溶かすには、いくつかの方法があります。どれも簡単にできることなので、自分に合ったものを選んで試してみてください。


【手順1】エンジンをかけて車内を暖房で温めながらデフロスターをかける

エンジンを始動して暖房で車内を暖め、ダッシュボートの上部にある吹き出し口から温風を出す「デフロスター」を活用すると、10分から15分程度でフロントガラスの凍結はなくなります。
ただし、フロントガラスに傷やヒビがある状態で、デフロスターを50度以上の温風にして直接当てると、ガラスが膨張して傷やヒビが広がってしまう恐れがあるので要注意です。


【手順2】瞬時に凍結が消える? 解氷スプレーを活用する

アルコールの特性を活かした解氷スプレーは、吹きかけるだけで瞬時に溶けるので、特に急いでいる時におすすめです。
通常0度で凍る水ですが、アルコールと混ざると0度では凍らなくなります。その現象がフロントガラスについた氷の表面で発生し、氷から水へと変わっていくのです。


【手順3】ワイパーやスクレーパーを使うにはひと工夫が必要

フロントガラスが凍結したら、ウォッシャー液を出しながらワイパーを動かして溶かす方法を取りがちですが、そのときに通常のウォッシャー液を使うとすぐに凍りついてしまうので逆効果です。また、ガラスの表面が凍結してでこぼこしているため、ワイパーを使うとブレード部(ゴムの部分)の劣化が早まることになります。もしワイパーを使って溶かしたいのなら、氷点下でも凍らない寒冷地用のウォッシャー液を使うようにしましょう。
スクレーパーは、氷結した霜をすぐ除去できるので便利です。車内にひとつ用意しておくと良いでしょう。ただし、フロントガラスの表面をガリガリこすることになるので、何度もやっているうちにガラスの表面に傷が付く可能性があります。金属製の硬いものではなく、プラスチック製の柔らかいものを使うのがおすすめです。

車の保管・駐車場に気を付けよう

フロントガラスの凍結は霜によるものです。霜は空気中の水蒸気が放射冷却によって凍って降ってきたものなので、遮るものがあればフロントガラスに霜が降らなくなって、凍ることもありません。
つまり、ガレージか屋根の付いた駐車場に停めることで、霜がフロントガラスに降りること自体を避けられるため、結果的に凍結を防ぐことになります。

フロントガラスを凍結させないための対策

フロントガラスが凍結してから溶かすこと以上に、凍る前に予防することも大切です。先述の屋根の付いた駐車場に停めることも予防のひとつです。それ以外の予防方法についてご紹介します。


・凍結防止シートを使用する

「凍結防止シート」をフロントガラスにかけることによって凍結を防げます。雪の降る地域では凍結防止シートを外す際に降り積もった雪も下ろせるので、すぐにフロントガラスの視野を確保できるというメリットがあります。1,000円程度からあるので手軽に使えます。薄いタイプは、ちょっとした風で飛ばされてしまうことがあるので、しっかり固定するようにしましょう。


・撥水剤を塗る

撥水剤は、フロントガラスに雨などの水分が付いた時にはじいて視野をクリアにしてくれる効果があります。
あらかじめ撥水剤を塗っておくことで、凍結しにくくなりますし、凍結した際にもスクレーパーなどでこするとスルッと氷が取れるようになります。
凍結を予防する意味でも、撥水剤を使うことはおすすめです。

まとめ

冷え込む冬の時期は、朝の出勤時で急いでいるときにフロントガラスが凍結していると、溶かすのに時間がかかってしまいます。
常に凍結させないための対策をしっかりしておくと、余裕をもって一日のスタートを切ることができるでしょう。

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