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車の運転が怖い理由とは?ドライバーが恐怖を克服するための方法を紹介

更新

2021/11/17

公開

2021/11/17

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運転免許を取得していても、車をほとんど運転しないペーパードライバーの方はで、テレビや新聞、インターネットで交通事故などの報道を見て、「車の運転が怖い」と感じることも多いのではないでしょうか。

地方などの鉄道やバスの路線・本数が少ない地域では、車の運転をしなければ日常生活に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。また、今後通勤や家族の送り迎え等で運転の必要が出てくるかもしれません。

本記事では、ペーパードライバーの方に向けて、「運転が怖くなる理由」を解説し、「恐怖を克服するための方法」も紹介します。

目次

    1.ペーパードライバーが「車の運転が怖い」と感じる理由

    ここでは、「車の運転が怖い」と感じる主な理由を3つ紹介します。理由は人それぞれかと思いますが、克服するためにも、漠然と運転を怖がるのではなく、理由を明確に把握してみましょう。

    過去にヒヤリとする体験をしたことがあり、今も恐怖が残っている

    2017年5月に一般社団法人日本自動車連盟(JAF)がペーパードライバーに実施したアンケート調査によると、「運転をしなくなった、もしくは運転をしない最も大きな理由はどれですか?」という質問に対して、「事故を起こした(車をぶつけた含む)」が全体の2.4%、「運転中に(危険運転に遭遇し)怖い思いをした」という回答が4.6%ありました。

    事故や事故にあいそうな経験をすると、「運転を続けたらいずれ事故を起こすのではないか、自分が加害者になってしまうのではないか」といった心配から「運転に対する恐怖心」が生じることがあります。

    縦列駐車や交差点の右折など苦手な操作があり、事故が心配になる

    上で紹介したJAFの調査では、「運転技量が不安」という回答をした方が30%近く存在します。

    特に、縦列駐車が上手くできなくて自信をなくすドライバーが多いようです。同様に、交差点の右折に不安を感じる方もいます。大きな交差点は車や人の通行量が多く、対向車線を跨ぐことになる右折時は緊張するものです。

    このように特定の操作に苦手意識を持っていることが原因で、「事故を起こしてしまうのではないか」と恐怖を感じ運転が苦手になるケースもあるでしょう。

    操作の手順や確認することを忘れてしまっている

    車を運転する際には操作の手順や確認すべきことが多いですが、長期間運転していないために内容を忘れてしまった方もいるでしょう。

    発進するまでの手順や、車両感覚・車幅間隔、道路標識の意味など、思い出せないままでは運転できません。記憶が曖昧になった結果、車の運転が怖くなってしまい運転を敬遠するようになるのです。

    2.ペーパードライバーが車を運転する恐怖・不安を克服する方法

    ここからは、ペーパードライバーが運転する恐怖を克服するための方法を3つ紹介します。

    • ベテランドライバーに教えてもらう
    • 教習所で「ペーパードライバー向けの講習」を受講する
    • 個人出張レッスンを受ける

    ベテランドライバーに教えてもらう

    家族や親戚、友人知人のなかにベテランドライバーがいる場合は、協力をお願いしましょう。まずは、助手席に座って、ベテランドライバーが運転する様子(ミラーの確認方法、車間距離の取り方、右折や左折のタイミング、スピードのコントロール、目の動きなど)を観察することから始めましょう。

    次に、自分自身が運転しているつもりになって、「ミラーの確認」「車間距離を取る」「右折」「左折」「標識や信号の確認」などのイメージトレーニングを行いましょう。わからないことがあれば積極的に質問し、注意すべきポイントやコツを教えてもらいましょう。

    最後に、ベテランドライバーに助手席に座ってもらい、運転しやすい道路(交通量が少なくて道幅の広い道路など)で、注意すべきポイントを意識しながら運転しましょう。徐々に運転頻度を増やすことで、恐怖を感じることが減るでしょう。

    教習所で「ペーパードライバー向けの講習」を受講する

    指定教習所のなかには、ペーパードライバー向けに講習を行っているところもあります。

    ペーパードライバー講習では、運転免許取得時と同じように、教習車を使って指導員から運転の指導を受けることができます。いきなり公道で練習するのはなく、教習所内で運転の操作を確認してから練習を進められる点がメリットでしょう。

    自動車メーカーやディーラーなどがペーパードライバー向けの講習を実施していることもあるので、教習所以外を探してみるのも手です。

    個人出張レッスンを受ける

    指定教習所やペーパードライバー向けスクールのなかには、指導員が指定の場所(自宅など)に出張して、個人レッスンを実施しているところもあります。

    「教習車ではなく、自分自身の車を使って練習したい」「いつも利用する道路で実践的に練習したい」という方におすすめです。

    3.車を運転する恐怖を克服しましょう

    長い間ペーパードライバーでいると、「運転が怖い」と感じる方もいます。都市部においては公共交通機関が充実しているので、自動車を運転しなくても不自由することはあまりありませんが、地方では日常生活に支障をきたすこともあります。

    また、居住地に限らず、運転する用事ができることもあるでしょう。その場合は、車の運転に対する恐怖・不安を克服しなければなりません。

    克服する方法としては「ベテランドライバーに教えてもらう」「教習所でペーパードライバー向けの講習を受講する」「個人出張レッスンを受ける」の3種類があるので、ご自身に合った方法を選ぶとよいでしょう。

    なお、自動車保険に加入することも運転時の安心につながります。おすすめはセゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」です。

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    竹下 昌成
    監修
    竹下 昌成(たけした あきなり)

    プロフィール: 竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC専任講師。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート。現在は大家業をメインに講師や執筆活動をしています。

    HP:https://fptakeshita.jimdofree.com/

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