クルマ

まさかカビ!?カーエアコンの臭い(ニオイ)を“もと”から断つ方法

エアコンから吹き出してくる“イヤ〜なニオイ”。つい芳香剤の香りで誤魔化してしまいそうになりますが、実は、その原因はエアコン内部に発生したカビ(雑菌)! 芳香剤では根本的な解決にはならないのです。今回は、秋口にやっておきたい「エアコンの臭いを“もと”から断つ方法」をご紹介します!

※お車の状態によっては、以下の通りにメンテナンスをしても、ニオイがおさまらなかったり、逆に、ひどくなる場合がございます。また、車種によっては以下とは手順が異なったり、フィルターを取り出す際に何らかのトラブルが発生したりする可能性もあります。セルフメンテナンスを行う場合は、お車や洗浄ツールの説明書をよく読んだ上で、ご自身の責任において行ってください。

エアコン内部を暖房で乾かす(所要時間約5分)

エアコンのカビは、冷風を出すために冷たくなったエアコンと暑い外気との温度差によって内部に水滴が発生し、それを放置することで繁殖します。そこでおすすめなのが、「エアコン内部を暖房によって乾かす」方法です。暖房の熱でエアコンの内部を乾燥させることで、カビが発生しにくくなり、イヤなニオイを防いでくれます。
手順はとっても簡単です。

手順

  1. ① エンジンをかけ、エアコンをオフにして窓を全開にする
  2. ② エアコンを最高温度・最大風量にして10分程暖房運転をする(時間がないときは1~2分程度でもOK)

この方法は、すぐにできるので「応急的なニオイ対策」として最適です。出掛けにエアコンのニオイが気になったときなどにもお試しください。

エアコン用消臭スプレーを使う(所要時間約10分)

※画像はイメージです。ご使用の際は、必ず購入した消臭スプレーの説明書をよくご確認ください。

エアコン内部ではなく、吹き出し口付近にニオイの原因がある場合は「カーエアコン用消臭スプレー」が便利です。国内で一般的に売られているスプレーは、本体に装着されたノズルを吹き出し口に差し込むタイプが主流のため、より手軽にメンテナンスできます。

手順

  1. ① エアコンの循環を「内部循環」にする
  2. ② エアコンのスイッチをオフにして、窓を開けてエンジンを切る
  3. ③ 消臭スプレー(カーエアコン用)の容器を振る
  4. ④ スプレーのノズルを立て、エアコンの吹き出し口にスプレーする
  5. ⑤ エアコンをオンにして5〜10分以上換気する

最近では消臭スプレーにもさまざまな種類があり、「タバコ用」「銀イオンタイプ」「香り付きタイプ」「安定化二酸化塩素タイプ」などが販売されています。用途に合わせてお好みのものをお選びください。

エアコンフィルターを洗浄・交換する(所要時間10分〜2時間)

※画像はイメージです。

自動車メーカーが推奨するカーフィルターの交換目安は1年です。そのため、しばらく掃除や交換をしていないな…という場合には、エアコンフィルターを掃除・交換することでイヤなニオイを解消できる可能性があります。車種にもよりますが、多くの場合、車のエアコンはダッシュボードの裏側に取り付けられています。以下の手順でフィルターを掃除・交換しましょう。

手順

  1. ① グローブボックス(ダッシュボードの受け部分)を取り外し、裏側にあるエアコンからフィルターを取り出す
  2. ② フィルターの掃除は水ですすぐか、または洗面器などに中性洗剤を溶かした水を用意して、30分から1時間ほどフィルターを浸す。交換する場合は、市販品(1,300円〜2,000円程度)と付け替える
  3. ③ 洗剤を使用した場合にはフィルターを水でよくすすいでから、必ず自然乾燥をして再び取り付ける

ご使用の際は、必ず購入したエアコンフィルターの説明書をよくご確認ください。

エアコンのエバポレーターを洗浄する(所要時間約30分)

※画像はイメージです。ご使用の際は、必ず購入したエバポレーター用クリーナーの説明書をご確認ください。

エアコンには、エバポレーターというアルミ製の熱交換器がついていて、これによってエアコン内部の空気が冷やされています。冷えたエバポレーターの中を風が通ることで、車内に冷風が送られるのです。しかし、その分エバポレーターの内部は外気との温度差から結露が起こりやすく、カビが繁殖しやすい側面も。専用のエバポレータークリーナーにもいろいろな種類がありますが、クイックタイプであれば比較的安価(1,800円〜3,000円程度)に洗浄できます。

エバポレーターの洗浄頻度は、年2回がベスト。冷房を使い始める夏の前と、使い終わった後の秋口に行うのがおすすめです。あわせてフィルターも洗浄しておくと、さらに衛生的な車内環境が保てます。

プロに依頼する

セルフクリーニングでは作業のハードルが高かったり、車の内部に触れることに抵抗があったりする方の場合には、プロに任せる方法もあります。料金の相場は、フィルター交換であれば、フィルターの種類や車種にもよりますが5,000円程度。エバポレーターであれば、セルフクリーニングと同様の方法で5千円〜6千円程度(約20分)。高圧洗浄などで洗浄する場合は、8千円〜9千円(約50分)。また、業者によっては、車内エアコンを解体してエバポレーターを取り出し徹底的に洗浄してくれることも。料金は業者や店舗によって異なるので、お近くのカー用品店や車の整備会社などに直接お問い合わせください。

まとめ

フィルターの洗浄・交換やエバポレーターの洗浄は、「エアコンの風が弱くなってきた」というときにも有効です。気持ちよくドライブをするためにも、定期的にエアコンをメンテナンスしましょう。

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