自動車保険
2020年の交通事故による死傷者数は372,315人でした。悲しいことではありますが、どんなに注意深く自動車を運転していても、事故にあう確率をゼロにすることはできません。万が一、事故にあった際に補償を受けるために、あらかじめ自動車保険に加入しておくことをおすすめします。
なお、保険金を受け取るためには、「保険金請求書」に各種事項を記入し、自動車保険会社に提出する必要がありますが、「書き方が良く分からない」とお悩みの方がいるかもしれません。
そこで本記事では、事故にあった際の手続きについて事前に知りたい方に向けて、保険金請求書の入手方法や、書き方、記入する際のポイントについて徹底解説します。
出典:内閣府 特集 「道路交通安全政策の新展開」―第11次交通安全基本計画による対策―第1章 道路交通事故の発生状況/令和2年度
保険金請求書とは、「保険金を請求する」という意思を自動車保険会社に対して表明するための書面です。自動車保険会社によって異なりますが、保険金請求書が「同意書」「一括払用委任状」「権利移転確認書」などを兼ねているケースもあります。
基本的に自動車保険の保険金を請求する際は、保険金請求書に必要事項を記入したうえで、自動車保険会社に提出しなければなりません。
ただし、車両事故や対物事故などについては、保険金請求書の提出を省略できる場合もあるので、「加入している自動車保険会社の公式サイトの記述に目を通す」「自動車保険会社の事故担当者に質問する」などの方法で確認しましょう。
保険金請求書の書式は、自動車保険会社によって異なります。インターネットを介してダウンロード・印刷できる場合もあるので、ご自身が契約している自動車保険会社の公式サイトを確認してください。
公式サイト上にテンプレートが見当たらない場合は、用紙を送付してもらう必要があります。「おとなの自動車保険」では、事故担当者が「自動車保険金請求書」をお送りしますので、自身で探し、ダウンロードする手間は発生しません。
ちなみに、事故の種類によっては保険金請求書の提出を求められないケースもあります。
例えば、「おとなの自動車保険」の場合、「対物事故」については保険金請求書の提出が不要な場合もあります。
「おとなの自動車保険」の「自動車保険金請求書」の記入例を紹介します。
各項目の書き方は、以下のとおりです。お手元に「保険証券」を用意したうえで記入をはじめましょう。書き損じて訂正する際は、該当箇所に「二重線」を引いてください。
口座名義人のフリガナの濁点と半濁点は「1文字」として記入し、ゆうちょ銀行の場合は「支店名」や「店舗コード」などの代わりに、「通帳記号(5桁)」と「通帳番号」を記載することにご注意ください。
このあとで、記入する際のポイントを紹介します。
「被保険者」とは、補償の対象になる人物を指します。自動車保険の記名被保険者以外(配偶者や子どもなど)も該当するケースがあることを覚えておきましょう。
なお、補償の対象となる方が「入院している」などの事情で本人による署名・捺印が困難な場合は、事故担当者に連絡・相談してください。
そのほか、保険金請求書に加えて、「事故発生状況報告書」「通院状況申告書」「休業損害証明書」「示談書」「見積書」「写真」「領収書」「住民票」「交通事故証明書」などの提出を求められるケースもあります。
「交通事故証明書」や「レントゲン写真」のように自動車保険会社が加入者の代わりに取り寄せてくれるものもあるので、公式サイトやガイドを確認しながら、保険金の請求に必要な書類を揃えましょう。不明点があれば、事故担当者からの案内を参考にしましょう。
不明な点や疑問点がある場合は、自己判断せず、マイページ内の問い合わせ機能を活用するか、不明点や疑問点がある場合は、事故担当者へ連絡しましょう。日中の電話が難しい場合は、マイページ内の問い合わせ機能を活用するか、事故受付の際にLINEでの対応希望と申告しておけば専用のチャットルームが開設されますので、LINEで気軽にご相談ください。
事故にあって保険金を受け取る場合は、基本的に保険金請求書への記入および自動車保険会社への提出が必要です。ただし、提出を省略できるケース(対物事故など)もあるので、契約している自動車保険の内容やガイドブックなどをご確認ください。
まだ自動車保険に加入していない方は、「事故にあわないように注意して運転するから大丈夫」などと思っているかもしれません。しかし、毎年、数多くの交通事故が発生しているのが現実です。「自分だけは事故にあわない」と考えずに、万が一に備えて自動車保険に加入しましょう。
自動車保険への新規加入や他社からの乗り換えを検討中の方には、「おとなの自動車保険」をおすすめします。事故専門の担当者が事故対応完了まで丁寧にサポートしてくれるほか、保険金請求書の記入で分からないことがある場合はLINEで気軽に問い合わせることも可能です。
豊富な割引プランが用意されており、インターネットから早めに手続きすることで新規なら最大13,600円、継続でも最大10,600円お得になる(※)ので、申込みを検討してはいかがでしょうか。
(※)最大13,600円割引とは、ネット割+早割50日を適用した額です。ネット割は新規で13,000円、継続は10,000円となります。
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■「おとなの自動車保険」についてはこちら
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