保険

自動車保険の保険料を安く抑えるには?必要な補償内容についても解説

万が一のことがあったときのためにも自動車保険は必要です。しかし、保険料があまりにも高いと家計の負担になりかねません。反対に、補償内容を削り、十分な補償が受けられないのも困ってしまいます。

本記事では、保険料を割安にする方法と、最低限付けておきたい補償内容について解説します。自動車保険を見直す際、あるいは更新手続きをする際にぜひ参考にしてください。

マンガで納得!ダイレクト型保険のこと知ってる?マンガで納得!ダイレクト型保険のこと知ってる?

1. 自動車保険の種類


自動車保険には、すべての自動車に加入が義務付けられている「自賠責保険」と、任意に加入する「任意保険」の2つの種類があります。それぞれの補償内容について見ていきましょう。

自賠責保険

自賠責保険とは、交通事故により、死傷した被害者を救済することを目的とした自動車保険で、法律に基づき、すべての自動車に加入することが義務付けられています。加入するかどうかを選ぶことができないため、強制保険と呼ばれることもあります。

自賠責保険は、4輪自動車だけでなく、すべてのバイク(二輪自動車)や原動機付自転車なども対象です。保険料はどの保険会社を通じて加入しても同一で、以下の通りです。


自家用自動車 20,010円
軽自動車 19,730円

※2021年5月末時点の24ヶ月分の保険料です。

また、補償内容もどの保険会社を通じて加入しても同一です。対物補償はなく、対人補償のみで、被害者1名あたりの保険金の上限金額は以下の通りです。


補償内容 支払限度額
死亡 3,000万円
後遺障害 4,000万円
傷害 120万円

任意保険

自賠責保険で補償されるのは、交通事故などで他人を死亡させたり、ケガをさせたりした「人身事故」の場合だけで、相手への損害賠償に対して保険金が支払われます。そのため、運転者自身のケガや自動車の修理代などに対しては、保険金は支払われません。

また、自賠責保険は人に対する補償に限定されていますので、自身・相手方に関わらず自動車や、踏み切り、壁など物の損害に対しても、保険金は支払われません。

任意保険は自賠責保険で補償されないリスクを補う保険です。運転者自身のケガや自動車の修理代、壁や塀などの修繕費用を、任意でつけることができます。

また、自賠責保険では保険金額の上限が最大でも4,000万円のため、場合によっては不足することもあります。万が一に備えて任意保険への加入も必須といえます。

ただし、補償内容を充実させると保険料も高額になるので注意が必要です。あらゆる可能性に備えようとすると負担が大きくなるため、必要とする補償だけに絞り、保険料を抑えるようにしましょう。


2. 自動車保険の保険料を安く抑える方法

補償内容が一律の自賠責保険に関しては、保険料を抑えることはできません。しかし、補償内容を選択できる任意保険であれば、保険料を抑えることが可能です。

ここでは、任意保険の保険料を抑える方法を5つ紹介します。

割引制度を確認する

保険会社ではさまざまな割引制度を設けています。例えば「おとなの自動車保険」では、ネット割や早割、自動ブレーキ(ASV)割引、電気・ハイブリッド車割引、ゴールド免許割引、2台目割引などがあります。

割引制度の適用条件にあてはまるか確認してみましょう。


運転者範囲を限定する

運転する人の範囲を限定することで、保険料を割安にできることがあります。例えば、車を運転する人が本人のみや夫婦のみである場合は、運転者を限定することで保険料を安くすることが可能です。

「おとなの自動車保険」には以下の4つのタイプの運転者限定特約があり、運転者の範囲が狭いほど割安な保険料が適用されます。

①運転者限定特約(本人限定型)
②運転者限定特約(本人・配偶者・別居の未婚の子補償型)
③運転者限定特約(同居の子以外補償型)
④運転者限定なし特約(同居の子年齢条件設定型)


車両保険に自己負担額を設定する

車両保険では、保険金が支払われるケースにおいて「免責金額」が設定されていることがあります。

免責金額とは保険金を受け取る際の自己負担額のことです。例えば車両事故に対して免責金額が5万円と設定されているとしましょう。修理代が30万円とすると、保険契約者が5万円を負担し、残りの25万円が自動車保険から支払われます。

この免責金額を高く設定することで、保険料を抑えることが可能です。保険料を抑えたいときには、免責金額を高めに設定することも検討してみましょう。


自動車保険をダイレクト型(通販型)に切り替える

自動車保険をダイレクト型(通販型)に切り替えたほうが割安になることがあります。例えば「おとなの自動車保険」では、インターネットでお申込みいただくと、10,000円の割引が適用されます。

ダイレクト型の「おとなの自動車保険」に切り替えた場合、平均17,948円(※)節約できたというアンケート結果が出ています。ぜひ一度、お見積りをしてみてはいかがでしょうか。

(※)保険会社を変更し、変更前の保険会社との比較で安くなった保険料を具体的な金額でお答えいただいた492人の平均です。(当社 既契約者アンケート/2021年1月実施、有効回答者数1,409人)


家族の等級を引き継ぐ

任意保険には等級があり、1等級から20等級までの20の段階(一部の共済では22等級まで)があります。等級が高くなるほど保険料は安くなるのですが、新規に加入したときは原則6等級から始まります。

ただし、同居家族の等級を引き継ぐことで6等級以外から加入することが可能です。等級を引き継ぐためには条件を満たす必要がありますので、事前に保険会社に確認するようにしましょう。


3. 自動車保険(任意保険)で確認するべき補償

任意保険は補償内容を選べる自動車保険です。万が一のときに補償が不足しないように、内容をしっかりと確認することが大切です。


対人賠償保険

対人賠償保険は、事故の相手を死傷させた場合に支払われる保険です。賠償金額が高額になるケースもあるので、保険金額は無制限の設定にしておくことがおすすめです。

万が一に備え、「おとなの自動車保険」では対人賠償を無制限で補償します。また、すべてのご契約に示談代行サービスがついています。事故が起こったときも、専門家に任せることができて安心です。


対物賠償保険

対物賠償保険は、事故により他人の財物に損害を与えた場合に支払われる保険です。こちらも賠償金額が高額になる恐れがあるので、保険金額は無制限の設定にしておくことがおすすめです。

おとなの自動車保険であれば対物賠償として他人の車や建物、財物に損害を与えた場合も無制限で補償します。また、すべてのご契約に示談代行サービスがついているので、安心です。


人身傷害保険

対人賠償保険は、事故の相手に対して支払われる保険です。そのため、対人賠償保険だけでは、運転者自身が死傷を負ったときに保険金が支払われません。

人身傷害保険は、自動車事故により運転者自身がケガをした場合の実際の治療費や休業損害などを補償する保険です。相手方との交渉結果を待たずに、ご自身の保険から保険金を受け取れます。

「おとなの自動車保険」では、「車内・車外ともに補償」と「車内のみ補償」の2つのタイプをご用意しています。「車内・車外ともに補償」タイプであれば、歩行中など車に搭乗していないときに起こった自動車との事故も補償されます。


無保険車傷害保険

無保険車(任意保険に加入していない車等)との事故により、運転者自身や同乗者が死亡もしくは後遺障害を負った場合は、相手から賠償が受けられないという可能性があります。そのような場合に備える保険が、無保険車傷害保険です。無保険車傷害保険に加入していると、ぶつかった車が無保険車で相手からの補償を期待できないときでも、契約内容に沿った補償を受けることができます。

自分自身が備えていても、相手が任意保険に加入して備えているとは限りません。万が一のときに必要な補償を受けるためにも、無保険車傷害保険に加入しておくと良いでしょう。


4. 自動車保険を見直してみましょう

「おとなの自動車保険」では、ネット割や2台目割引などの豊富な割引制度があり、割安な保険料で自動車保険に加入することができます。どの補償が必要か、また、保険金額はどの程度にするか吟味してプランを組み立てていきましょう。

万が一のときに備えるためにも、対人賠償保険と対物賠償保険は無制限がおすすめです。高額な賠償金が必要になったときに備えることができます。

また、示談代行サービスもすべてのプランにセットになっているので、相手方との示談が不安な方も安心です。免責金額を高めに設定したり、割引制度を活用したりすることで、補償内容を充実させつつ、割安な自動車保険プランを作成しましょう。

■「おとなの自動車保険」についてはこちら
https://www.ins-saison.co.jp/otona/


■監修
  • 内山 貴博
    プロフィール:
    内山FP総合事務所株式会社代表取締役。九州共立大学経済学部非常勤講師。証券会社の本社部門に勤務後、2006年に独立。FP相談業務を中心に、セミナー、金融機関研修、FPや証券外務員の資格対策講座などを担当。専門誌や情報サイトでの執筆も。また、中小企業の経営者向けに経営と家計を融合したコンサルティング業務や、日本での生活やお金のことに疑問を抱える外国人向けのFP相談業務(英語)を開始するなど、FPとしてできることは何でも挑戦すべく、日々活動中。主な著書に「駆け出しFPの事件簿」(きんざい)、「お金の使い方テク」(朝日新聞出版)がある。「FPお金レッスン」動画も配信中

    HP:https://uchiyama-fp.com/
    動画:https://www.youtube.com/user/ufpoffice/videos
おとなの自動車保険 SPMPOグループの一員です セゾン自動車火災保険株式会社 新規も継続もインターネット割引10,000円 くわしくはコチラ