自動車保険

自動車保険(任意保険)の保険料を安く抑えるコツは?補償内容の選び方も解説

更新

2023/01/11

公開

2021/09/01

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万が一のことがあったときのためにも自動車保険(任意保険)は必要です。しかし、保険料があまりにも高いと家計の負担になりかねません。一方で、補償内容を減らし、十分な補償が受けられないと困ってしまいます。

本記事では、「家計の負担を軽減したい」とお考えの方に向けて、保険料を安く抑える補償内容の選び方について解説したうえで、自動車保険(任意保険)の保険料に関して気になる点を紹介します。

自動車保険(任意保険)に加入する際や、更新のタイミングで補償内容を見直す際、あるいは別の自動車保険(任意保険)へ切り替える際に参考にしてください。

目次

    1. 自動車保険(任意保険)の保険料を安く抑えるコツ

    補償内容が一律の自賠責保険に関しては、保険料を抑えることはできません。しかし、補償内容を選択できる自動車保険(任意保険)であれば、保険料を抑えることが可能です。

    ここでは、自動車保険(任意保険)の保険料を抑える方法を4つ紹介します。

    自動車保険(任意保険)をダイレクト型(通販型)で加入する

    自動車保険(任意保険)は、ダイレクト型(通販型)のものに加入すると代理店型に比べて割安になるケースがあることを覚えておきましょう。

    例えば、ダイレクト型である「おとなの自動車保険」では、インターネットから新規で加入をした場合、最大13,600円割引になります(※1)。

    自動車保険(任意保険)の切り替えは、満期を迎え継続(または更新)するときが一般的ですが、満期前に解約して切り替えることも可能です。「等級の進行が遅れる」というデメリットはありますが、デメリットを上回る節約につながる場合があるので、一度「おとなの自動車保険」の公式サイトから保険料の見積りをしてはいかがでしょうか。

    なお、「20等級」の場合は、それ以上に等級が進むことがないため、満期日前でもデメリットなしで自動車保険(任意保険)の切り替えが可能です。ただし、契約期間中に事故にあった場合は、等級の下がるタイミングが早くなるので注意が必要です。

    ※1最大13,600円割引とは、ネット割+早割50日を適用した額です。ネット割は新規が13,000円、継続は10,000円となります。分割払の場合、ネット割は新規が年間12,960円、継続が年間9,960円となります。そのため、最大割引額(ネット割+早割50日適用)は、新規は年間13,560円、継続は年間10,560円となります。

    割引制度を確認する

    保険会社ではさまざまな割引制度を設けています。例えば「おとなの自動車保険」では、ネット割や早割、自動ブレーキ(ASV)割引、電気・ハイブリッド車割引、ゴールド免許割引、2台目割引などがあります。

    割引制度の適用条件にあてはまるか確認してみましょう。

    運転者範囲を限定する

    運転する人の範囲を限定することで、保険料を割安にできることがあります。例えば、車を運転する人が本人のみや夫婦のみである場合は、運転者を限定することで保険料を安くすることが可能です。

    「おとなの自動車保険」には以下の4つのタイプの運転者限定特約があり、運転者の範囲が狭いほど割安な保険料が適用されます。

    1. 運転者限定特約(本人限定型)
    2. 運転者限定特約(本人・配偶者・別居の未婚の子補償型)
    3. 運転者限定特約(同居の子以外補償型)
    4. 運転者限定なし特約(同居の子年齢条件設定型)

    家族の等級を引き継ぐ

    任意保険には等級があり、1等級から20等級までの20の段階(一部の共済では22等級まで)があります。等級が高くなるほど保険料は安くなるのですが、新規に加入したときは原則6等級から始まります。

    ただし、同居家族の等級を引き継ぐことで6等級以外から加入することが可能です。等級を引き継ぐためには条件を満たす必要がありますので、事前に保険会社に確認するようにしましょう。

    2. 自動車保険(任意保険)を安く抑えるための補償内容の選び方

    自動車保険(任意保険)は補償内容を選べる自動車保険です。万が一のときに補償が不足しないように、内容をしっかりと確認することが大切です。

    車両保険

    車両保険の一般車両(フルカバータイプ)に加入しておけば、車同士の事故、火災・落書き・台風、盗難、水災、単独事故・当て逃げなどで、ご自身の車が損害を被った場合に保険金が支払われます。

    「おとなの自動車保険」の場合、車両保険の補償の範囲を必要に応じて選ぶことができます。単独事故・当て逃げ事故などは補償対象外の「車対車+A」や、車同士の事故のみを補償する「車対車」を選ぶことで保険料が割安になります。

    車両保険では、保険金が支払われるケースにおいて「免責金額」が設定されていることがあります。

    免責金額とは保険金を受け取る際の自己負担額のことです。例えば免責金額が5万円と設定されているとしましょう。修理代が30万円とすると、保険契約者が5万円を負担し、残りの25万円が車両保険から支払われます。

    この免責金額を高く設定することで、保険料を抑えることが可能です。保険料を抑えたいときには、免責金額を高めに設定することも検討してみましょう。

    ただし、「とにかく安いプランにしておけば良い」というものではありません。ライフスタイルは人によって異なります。ご自身のライフスタイルにどんなリスクがあるかを把握したうえで選択することが重要です。

    対人賠償保険

    対人賠償保険は、事故の相手を死傷させた場合に支払われる保険です。賠償金額が高額になるケースもあるので、保険金額は無制限の設定にしておくことがおすすめです。

    万が一に備え、「おとなの自動車保険」では対人賠償を無制限で補償します。また、すべてのご契約に示談代行サービスがついています。事故が起こったときも、専門家に任せることができて安心です。

    対物賠償保険

    対物賠償保険は、事故により他人の財物に損害を与えた場合に支払われる保険です。こちらも賠償金額が高額になる恐れがあるので、保険金額は無制限の設定にしておくことがおすすめです。

    おとなの自動車保険であれば対物賠償として他人の車や建物、財物に損害を与えた場合も無制限で補償します。また、すべてのご契約に示談代行サービスがついているので、安心です。

    人身傷害保険

    対人賠償保険は、事故の相手に対して支払われる保険です。そのため、対人賠償保険だけでは、運転者自身が死傷を負ったときに保険金が支払われません。

    人身傷害保険は、自動車事故により運転者自身がケガをした場合の実際の治療費や休業損害などを補償する保険です。相手方との交渉結果を待たずに、ご自身の保険から保険金を受け取れます。

    「おとなの自動車保険」では、「車内・車外ともに補償」と「車内のみ補償」の2つのタイプをご用意しています。「車内・車外ともに補償」タイプであれば、歩行中など車に搭乗していないときに起こった自動車との事故も補償されます。

    なお、「車内のみ補償」にすると「車内・車外ともに補償」と比較して保険料を抑えることができます。ただし、ご自身のライフスタイルでのリスクを把握したうえで選択しましょう。

    徒歩や自転車で移動する機会が多いのであれば、安易に「安いプランにしよう」と考えずに、「車内・車外ともに補償」を選ぶ方が良いでしょう。

    無保険車傷害保険

    無保険車(任意保険に加入していない車等)との事故により、運転者自身や同乗者が死亡もしくは後遺障害を負った場合は、相手から賠償が受けられないという可能性があります。

    そのような場合に備える保険が、無保険車傷害保険です。無保険車傷害保険に加入していると、ぶつかった車が無保険車で相手からの補償を期待できないときでも、契約内容に沿った補償を受けることができます。

    自分自身が備えていても、相手が任意保険に加入して備えているとは限りません。万が一のときに必要な補償を受けるためにも、無保険車傷害保険に加入しておくと良いでしょう。

    他車運転特約

    他車運転特約とは、借用中の車をご契約の車とみなして保険金を支払う特約のことです。レンタカーや友人のお車を借りて事故を起こしてしまった場合に役立ちます。

    他人の車を借用する機会がないのであれば不要ですが、借用する機会があれば他車運転特約をセットしておくこともご検討ください。なお、「おとなの自動車保険」では、他車運転特約がすべての契約に適用できるよう基本補償に含めています。

    3. 補償が重複していないか確認することも大切

    保険料を抑えたい方は、重複している補償の有無についても確認しましょう。

    例えば、「おとなの自動車保険」では、2台以上の車をお持ちの方は「セカンドカー割引(複数所有新規)」※や「おとなの2台目割引」の対象となるので保険料を抑えられますが、さらに以下に示す補償の重複の有無についてチェックしてください。

    車を新規に取得されご加入される場合に適用

    • 人身傷害保険(車外補償部分)
    • 弁護士費用特約
    • 個人賠償責任特約
    • ファミリーバイク特約

    これらの補償内容は、1台目の車にセットした保険で2台目以降もカバーされることがあり、2台目に対してセットしてもムダになるケースがあります。また、家族が自動車保険(任意保険)に加入している場合も、補償が重複する可能性があることにご注意ください。

    例えば「おとなの自動車保険」の場合、「個人賠償責任特約」は「記名被保険者本人」と「家族」が補償の対象となり、保険金額は「無制限」となります。

    ご自身と家族がこれらの特約をセットしている状態で事故にあった場合、ご自身がセットしている特約のみで無制限に補償を受けられるので、家族がセットしている特約がムダになることを覚えておきましょう。

    車を2台以上お持ちの方や自分以外の家族が自動車保険(任意保険)に加入している場合は、一度補償の内容を確認しておくことをおすすめします。

    4. 自動車保険(任意保険)の保険料に関わるQ&A

    以下、自動車保険(任意保険)の保険料に関して気になる点を、Q&A形式で紹介します。

    自動車保険(任意保険)は月払と年払どちらが安い?

    自動車保険(任意保険)の保険料の支払方法は、一般的に「年払」と「月払」の2種類から選択できますが、年払を選ぶとトータルの保険料が安くなることが多いです。

    「おとなの自動車保険」の場合、月払を選択すると分割手数料が保険料に上乗せされるため、年払よりも合計額が大きくなります。トータルの保険料を抑えたい方は、年払を選ぶと良いでしょう。

    軽自動車の自動車保険(任意保険)は一般の普通・小型自動車よりも安い?

    軽自動車の保険料は、一般の普通・小型自動車よりも安く設定されていることが多いです。

    また、普通・小型自動車と同様、軽自動車に対しても型式別料率クラスが適用され、事故を起こしやすい車種の保険料は割高に、起こしにくい車種の保険料は割安になります。

    5. 必要な補償は確保しつつ保険料を安く抑えましょう

    「おとなの自動車保険」では、ダイレクト型自動車保険ならではの「ネット割」のほか、「2台目割引」などの豊富な割引制度があり、割安な保険料で自動車保険(任意保険)に加入することができます。

    どの補償が必要か、また、保険金額はどの程度にするか吟味してプランを組み立てていきましょう。

    万が一のときに備えるためにも、対人賠償保険と対物賠償保険は無制限がおすすめです。高額な賠償金が必要になったときに備えることができます。

    また、ご自身が事故を起こしてしまった場合の示談代行サービスもすべてのプランにセットになっているので、相手方との示談が不安な方も安心です。免責金額を高めに設定したり、割引制度を活用したりすることで、補償内容を充実させつつ、割安な自動車保険プランを作成しましょう。

    保険を選ぶなら「おとなの自動車保険」

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    • 最大13,600円割引とは、ネット割+早割50日を適用した額です。ネット割は新規は13,000円、継続は10,000円となります。
      分割払の場合、ネット割は新規は年間12,960円、継続は年間9,960円となります。そのため、最大割引額(ネット割+早割50日適用)は、新規は年間13,560円、継続は年間10,560円となります。
    • 山間部や島しょ部、高速道路などかけつけサービスを提供できない場所や、一部サービス内容が限定的となる場合があります。また、交通事情、気象条件等によりサービスの提供ができない場合があります。
    新井 智美
    監修
    新井 智美(あらい ともみ)

    プロフィール:
    コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績は2,000本を超える。

    資格情報:
    CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

    HP:https://marron-financial.com/

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