自動車保険

自動車保険の月払と年払の違いは?それぞれのメリット・デメリットも解説

自動車保険の保険料を年払(一括払)にすると、保険料を一度に支払わなければならないため、一時的に家計の負担が大きくなることもあるでしょう。自動車保険は、年払だけではなく月払(分割払)を選ぶことも可能です。

月払であれば、1回の出費を抑えることができるため、家計への負担を軽減することができるでしょう。

この記事では、自動車保険の月払と年払の違いや、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

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1. 自動車保険の支払いは月払(分割払)と年払(一括払)の2種類


多くの自動車保険会社の保険料の支払い方法には、月払と年払の2種類があります。月払は年間保険料の12分の1ずつを毎月支払います。年払は1年分の保険料を一括で支払う仕組みです。

自動車保険の支払い方法を決めるときには、2つの支払い方法のメリット・デメリットを理解し、自分にあった方法を選ぶことが大切です。

月払(分割払)のメリット・デメリット

月払は、年間の自動車保険料を12分割して支払うことから、1回あたりの支払い額を少なくすることができます。

年払のようにまとまった金額を用意する必要はありません。このように、1回の出費を少なくして家計への負担を抑えられることが、月払のメリットです。

月払のデメリットは、年払に比べて支払い方法が限定されることです。セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」の場合、年払にするとさまざまな支払い方法が選択できますが、月払はクレジットカード払いのみとなっています。

また、月払の場合は手数料がかかることもデメリットの1つです。月払は1回に支払う保険料が低くなりますが、分割手数料が保険料に上乗せされるため、年払に比べて割高になります。

ただ、ポイント還元があるクレジットカードで保険料を支払うと、支払う金額に応じたポイントがもらえるため、高還元率のクレジットカードを利用することで実際の分割手数料を抑えることができるでしょう。

例えば、分割手数料が5%の保険料を、ポイント還元率が3%のクレジットカードで支払えば、5%-3%=2%となり、実質的に手数料を2%まで抑えることが可能です。


年払(一括払)のメリット・デメリット

次に、年払のメリット・デメリットについてみていきましょう。

年払のメリットは、支払い方法の選択肢が多いことです。

「おとなの自動車保険」では、クレジットカード払い、払込票を利用できるコンビニやスマートフォンアプリ(LINE Pay請求書支払い、PayPay請求書支払い、au PAY請求書支払い、PayB払込票決済)で保険料を支払うことが可能です。

また、年払であれば保険料の支払いが年1回のため、手間がかからないというメリットがあります。

デメリットとしては、支出した月の出費額が多くなるため、家計の負担が大きくなることが挙げられます。


2. 自動車保険の月払(分割払)の仕組みについて解説

自動車保険の月払では、保険会社による月払と、クレジットカード会社による月払の2種類があります。

それぞれの方法について詳しく解説します。

保険会社による月払(分割払)

保険会社による月払では、毎月保険会社から保険料を請求されます。分割手数料は保険会社に支払う仕組みで、多くの場合、分割手数料は5%とされることが多くなっています。なお、分割手数料は保険料に含まれています。

このように、保険会社による月払は、保険料と分割手数料を直接保険会社に支払うことが特徴です。


クレジットカード会社による月払(分割払)

クレジットカード会社による月払は、通常の買い物や支払いと同じように、まず保険料をクレジットカードの年払にします。

その後にクレジットカード会社に手続きを行い、カードの支払を月払に変更するという方法です。分割手数料は、クレジットカード会社に支払います。

クレジットカードの月払では、カードの種類によって分割手数料や分割できる回数が異なります。そのため、利用するクレジットカードの情報を事前にしっかりと調べることが大切です。

クレジットカードにおける分割手数料は12回払いであればおおむね8%前後となっていますが、一律ではありません。保険会社による月払か、クレジットカード会社による月払のどちらが得かということは実際の分割手数料によりますので、比較して決めることが大切です。

クレジットカードを使うとポイントがたまる場合も多いため、分割手数料に加えてポイント還元率も考慮するとよいでしょう。


3. セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」では月払が可能

セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」の月払いは、クレジットカードでのお支払いですが、保険会社による月払が可能です。

利用できるクレジットカードは、以下の14種類となっています。

  ・セゾンカード
  ・セゾン・アメリカン・エキスプレスカード
  ・UCカード
  ・楽天カード
  ・楽天JCBカード
  ・VISAカード
  ・Masterカード
  ・JCBカード
  ・三菱UFJニコスカード
  ・アメリカン・エキスプレスカード
  ・ダイナースクラブカード
  ・イオンカード
  ・三井住友カード
  ・オリコカード

利用するクレジットカードによっては、リボ払や2回払も利用できます。ただし、リボ払や2回払はカード会社と利用者との決済方法になるため、「おとなの自動車保険」の支払いとしては、「年払」の扱いとなります。

クレジットカードによる月払の引き落とし日は、クレジットカードの種類によって異なります。利用できるクレジットカードの名義は、契約者本人または契約者の配偶者、契約者やその配偶者の親族となっています。


4. 年払での支払いが難しい場合は月払にしましょう

自動車保険の支払い方法には、月払と年払があります。月払と年払にはどちらにもメリット・デメリットがありますが、毎月の保険料負担を抑えたい場合は、月払がおすすめです。

セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」では、クレジットカードでのお支払いであれば、保険会社による月払が可能です。毎月の負担を抑えたい人は、ぜひ「おとなの自動車保険」をご検討ください。

■「おとなの自動車保険」についてはこちら
https://www.ins-saison.co.jp/otona/


■監修
  • 新井 智美
    プロフィール:
    マネーコンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)や、上記相談内容に関するセミナー開催のほか、金融メディアへの執筆および監修(現在年間200本以上)の執筆および監修を手掛けており、これまでの執筆および監修実績は1,000本を超える。

    HP:https://marron-financial.com/