自動車保険
引っ越しをしたら、「市区町村役場で住民登録を行う」「警察署や運転免許更新センターなど窓口で運転免許証の住所変更を行う」などの手続きが必要です。
さらに、電気・ガス・電話・インターネットなどの契約においても、住所変更手続きをしなければなりません。このように転居直後は多忙ですが、「自動車保険」についても、住所変更の手続きを忘れずに行いましょう。
本記事では、すでに自動車保険に加入している方に向けて、「住所変更手続き」のタイミングや流れ、手続きを忘れてしまった場合に起こる影響について解説します。
目次
自動車保険の住所変更手続きは、転居のあと速やかに行わなければなりません。基本的に「インターネット」で手続きを行えますが、電話連絡が必要な場合もあることにご注意ください。
なお、保険会社によって手続きの流れが異なるので、詳細はご自身が加入している自動車保険のガイドブックや公式サイトなどで確認しましょう。
「おとなの自動車保険」の場合は、以下に示す流れで住所変更手続きを行ってください。
なお、住所変更と同時に、使用状況や主な使用地の確認・変更、運転者の範囲の見直しも行いましょう。
住所が変わったことで、使用目的や主な使用地、運転者が変わる場合もあるかもしれません。その場合は契約している保険内容や保険料が変わることもあるので、速やかに保険会社に連絡することをおすすめします。
住所変更手続きを行う際に確認が必要になるものは、以下のとおりです。
まず、新しい住所を正確に把握しておかなければなりません。「住民票の写し」「運転免許証」などで確認しながら入力を行いましょう。
住所変更に伴って、ナンバープレートに記載される車両番号(自動車登録番号)が変更された場合は、「新しい車両番号」も必要になります。また、住所変更に伴い、主な使用地も変わる場合は、あわせて変更するようにしましょう。
携帯電話の番号を登録していて同じ番号のままの場合は変更不要ですが、固定電話の番号を登録していて引っ越し後に番号が変わった場合は、「新しい電話番号」も分かるようにしておきましょう。
転居に伴って自動車の使用状況が変わることもあります。「自宅から職場までの距離が長くなった」「通勤する際に、車ではなく、電車を使うようになった」など、状況が変わる場合は、「年間予想最大走行距離」や「使用目的」の確認・変更も行ってください。
そのほか、引っ越しによって家族構成が変わった場合は、「運転者の範囲」についても見直しを行いましょう。
転居前は一人暮らしをしていて、本人のみが補償される「運転者限定特約(本人補償型)」をセットした状態のまま、転居後に運転する人が増えた場合、事故にあった際に補償の適用外となるケースがあることにご注意ください。
また、単身赴任などで一人暮らしをはじめ「別居」となった場合でも、配偶者と同居しているお子さまやその他の家族は「同居」とみなされる場合があります。しかし、運転者限定特約によっては補償の適用外になる可能性があるので注意が必要です。
なお、運転者が減った場合は、運転者の範囲を見直すことで保険料が割安になり、節約につながるケースもあるので忘れずに手続きを行いましょう。
自動車保険の住所変更手続きを忘れていた場合、以下に示すようなトラブルにつながりかねません。引っ越しをしたら、なるべく早く自動車保険の住所変更手続きを行いましょう。
契約している保険会社によっては、自動車保険の満期が近付くと「満期の案内・通知」が送付されます。
しかし、住所変更手続きを忘れると、郵便局への転送届も失念していた場合は手元に満期の案内が届きません。満期の到来に気づかず継続手続きを忘れてしまうことがあります。その結果、一定期間、自動車保険に加入していない状態が発生する可能性があります。
一般的に自動車保険の保険料は、全国一律ではありません。自動車を運転する地域によって、保険料は異なります。
そのため、住所の変更手続きや主な使用地の変更を忘れると保険料の返還・追加請求が生じるケースがあることにご注意ください。
住所変更に伴って管轄の運輸支局などが変わると、ナンバープレートに記載される車両番号(自動車登録番号)が変わる場合があります。
万が一ナンバープレートが変わった場合は、速やかに保険会社に連絡しましょう。ナンバープレートの変更を保険会社に伝えないまま事故にあうと、通常よりも事故後の手続きに時間がかかる可能性があるので注意が必要です。
自動車保険は、一般的に「運転する地域」によって保険料が異なるため、自動車保険加入者は「住所を変更したこと」を保険会社に通知しなければなりません。
住所変更手続きを忘れると、本来支払うべき保険料の額が支払われていない」という状況に陥り、万が一の時の保険金請求手続きに支障をきたす可能性があります。
自賠責保険(強制保険)については「車台番号」で管理されており、基本的に地域によって保険料に差がないため、住所変更手続きを忘れていた場合であっても、必ずしも無効になるわけではありません。
ただし、沖縄県・離島など一部地域では、任意加入の自動車保険だけではなく、自賠責保険(強制保険)についても保険料が異なる場合があります。
「自賠責保険証明書に記載されている住所」と「実際の住所」に相違があると、「保険金請求手続きに差し支える」「満期の案内・通知が届かなくなる」などの問題が生じるケースもあるので、任意加入の自動車保険だけではなく、自賠責保険(強制保険)についても速やかに手続きを行いましょう。
引っ越し直後は各種手続きに追われるかと思いますが、自動車保険の住所変更手続きも忘れてはなりません。
住所変更手続きを忘れると、満期の案内など必要書類が新住所に届かない恐れがでてきます。その結果、「継続手続きを忘れてしまい、自動車保険に加入していない期間が生じる」可能性もあるので、なるべく早く手続きを行いましょう。
また、自動車保険の保険料は地域によって異なるため、保険料の返還・追加請求が発生するケースもあります。そのほか、引っ越しに伴ってナンバープレートが変わる場合がありますが、保険会社にナンバープレートの変更連絡をしていない状態で事故にあうと、通常よりも事故後の手続きに時間がかかることがあるのでご注意ください。
住所変更手続きは、基本的にインターネット上から行えます。ただし、電話連絡が必要なケースもあるので、ご自身が加入している自動車保険のガイドブックや公式サイトで詳細をご確認ください。
なお、「おとなの自動車保険」では、安心の「基本補償」をベースに、「えらべる補償」から必要な補償だけを自由に選ぶことができます。新生活のスタートを機に「自動車保険への新規加入」や「他社からの乗り換え」を検討している方は、ぜひ「おとなの自動車保険」を検討してみてはいかがでしょうか。
■「おとなの自動車保険」についてはこちら
https://www.ins-saison.co.jp/otona/