自動車保険

自動車保険の更新手続きのタイミングは?方法や注意点について徹底解説!

更新

2021/11/10

公開

2021/11/10

  • Twitterで共有する
  • Facebookでシェアする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

自動車保険は、「加入したら、それで終わり」というものではなく、定期的に更新手続きを行う必要があります。しかし、加入者のなかには、「どのタイミングで更新手続きを行えば良いのだろうか」「手続きの流れが良く分からない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、自動車保険に加入済みの方に向けて、更新時期や手続きの流れ、注意点、更新を忘れてしまった場合の空白期間について解説します。記事の後半では自動継続割引も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

    1. 自動車保険の更新時期

    多くの保険会社では、満期日の約2ヶ月前から、自動車保険の更新手続きが可能です。保険会社によっては、もっと前から手続きを行える場合もあります。更新時期が近付くと、ハガキやメールなどで通知が届くので、いつから更新手続きが行えるのか、またその際の手続き内容についてチェックしておきましょう。

    なお、早期に更新手続きを行うことで割引を受けられるケースもあります。割引の有無や内容については保険会社により異なるので、詳細については契約のしおり、パンフレット、または公式サイトでご確認ください。

    2. 自動車保険の更新手続き

    自動車保険の更新手続きの流れは、一般的に以下の通りです。

    1. 保険会社から「満期のご案内」「継続のご案内」といったタイトルの書面が送付される。
    2. ダイレクト型(通販型)の自動車保険の更新手続きの流れは、まず保険会社の公式サイトのマイページにログインします。各種項目(自動車や運転者の情報、継続内容、プランなど)を確認・入力する。

    「おとなの自動車保険」の更新手続きの詳細については、こちらのページをご参照ください。

    必要な書類は?

    以下は、更新手続きの際に必要なものです。

    • 運転免許証
    • オドメーター値(累計走行距離)
    • クレジットカード(クレジットカード払いの場合)

    満期日を過ぎてしまったなどで、車検証の情報を改めて入力が必要になる場合もあります。詳細や入力内容がわからない場合は、各保険会社の公式サイトでご確認ください。

    3. 自動車保険を更新する際に注意すべき点

    自動車保険を更新する際は、以下の2点に注意しましょう。

    • 《通知義務》契約の年齢条件・家族構成などの変更はないか。
    • 補償内容の見直しは必要か。

    それぞれについて、以下で詳しく説明します。

    契約の年齢条件・家族構成などの変更はないか

    例えば、契約時は子どもと同居していたけれど、子どもが独立し、更新時には夫婦2人で暮らしているケースもあるでしょう。この場合は、運転者の範囲を「本人・配偶者」に限定することで保険料が節約できます。

    自動車保険には通知義務が課せられています。当初の状況から変化が生じている場合は最新情報を更新手続きで正しく反映させておく必要があります。更新の際には契約内容を最新の情報にすることを忘れないようにしましょう。

    補償内容の見直しは必要か

    年月の経過とともにライフスタイルは変化し、必要な補償が変わることもあるでしょう。例えば、「高台に転居した」という場合は、洪水の被害にあう可能性が低くなるため、水災に関する補償を外すことも選択肢のひとつです。

    また、「等級も低く、保険料を抑えるために特約を一切付けていなかった」という方は、更新のタイミングで、万が一に備える特約を付けることを検討してみてはいかがでしょうか。

    例えば、以下のような特約を付けておくと安心です。

    • お車が損害・盗難にあった場合などに補償される車両保険
    • 運転者や同乗者の方がケガ、死亡、後遺障害を被った場合に補償される搭乗者傷害特約
    • もらい事故等の際に弁護士への相談費用などが補償される弁護士費用特約

    このように、更新の際は補償の内容を見直す最適なタイミングであることも覚えておきましょう。

    ちなみに、車両保険の保険金は、車の時価額(市場価格)を基に算出されます。年月が経過して古くなった車の場合は「自己負担で修理」や「買い替え」の方が負担を軽減できるケースもあるので、保険のプランを変更することを検討してみてもいいかもしれません。
    おとなの自動車保険は、車両保険も必要な補償をお選びいただけます。

    4. 更新手続きを忘れてしまった場合は?

    もし更新手続きを忘れて満期日を過ぎてしまっても猶予期間があるので、すぐにノンフリート等級がリセットされることはありません。多くの保険会社では、「満期日の翌日から7日以内」に継続手続きが完了した場合は等級が引き継がれる仕組みになっているのでご安心ください。

    ただし、猶予期間中に更新手続きを行った場合、自動車保険の「空白期間」が生じるケースがあることにご注意ください。

    空白期間の例

    以下のイラストに示す通り、更新手続きが遅れると、事故にあっても補償を受けられない期間(空白期間)が発生してしまいます。

    例えば、次のケースでは、「10月1日午後4時から10月6日正午まで」の期間に発生した事故については補償が一切ありません。

    • 契約中の自動車保険の満期日:10月1日午後4時まで
    • 更新手続き完了日時:10月6日午前11時
    • 更新後に補償が開始される日時:10月6日正午

    自賠責保険だけでは補償としては不十分です。自賠責保険のみだと被害者救済のための最低限の補償しかなされません。

    自動車保険の更新手続きは、空白期間が生じないように満期日までに済ませておくようにしましょう。

    もし等級を引継げる猶予期間を過ぎてしまっても、「おとなの自動車保険」では、「継続うっかり特約」が適用される場合があります。その場合、「契約の満期日の翌日から30日以内」に継続の手続きをすれば、満期日時点の契約内容と同一の内容で空白期間なく継続されたものとして契約の更新が可能です。

    5. 自動車保険の自動継続割引とは

    保険会社によっては、「自動継続特約」を付けることで、自動車保険の満期が到来した際に「自動継続(更新)」する契約方式があります。自動継続特約を付ければ、更新手続き忘れの防止が可能です。加えて、「保険料の割引」の適用を受けることができるケースもあります。

    自動継続特約に興味のある方は、加入している保険会社の公式サイトで、自動継続が可能かどうかをチェックしましょう。「自動継続(更新する)」する契約方式がない場合は、ご自身で更新手続きを行わなければなりません。

    自動継続は、「自ら更新手続きをしなくて良い」というメリットがある反面、「契約時と同じ内容のまま、見直しを行わずに継続することになる」というデメリットもあります。

    「おとなの自動車保険」では、自動継続特約はありません。したがって、自ら更新手続きを行う必要がありますが、「毎回、保険料や補償内容をしっかり確認してから継続できる」という利点があります。

    6. 自動車保険の契約者は更新手続きを忘れず行おう

    多くの保険会社では、満期日の約2ヶ月前から更新手続きが可能です。更新時期が近くなると通知が届くので、手続き開始日や満期日のほか、補償を見直す場合の保険料についても、事前に公式サイトのシミュレーションを利用し、確認しておきましょう。

    「おとなの自動車保険」の更新手続きは、満期日の65日前から可能です。満期日当日の午後4時以降に手続きをした場合、手続きの日の翌日0時までの無保険期間が発生するので、必ず満期日当日の午後3時59分までに完了させましょう。

    おとなの自動車保険は、インターネットでご加入いただくと、新規なら13,000円※割り引きます。しかも、翌年以降の継続のご契約でも、ネット割は毎年10,000円※。うれしさが続きます。
    (割引額が毎年10,000円※ずつ加算されるわけではありません。)

    分割払の場合は、新規は年間12,960円、継続は年間9,960円の割引となります。
    なお、ネット割13,000円は、保険始期日が2022年1月以降の新規契約が対象です。
    保険始期日が2021年12月以前の契約は、ネット割10,000円となります。

    保険を選ぶなら「おとなの自動車保険」

    納得の保険料
    保険料は平均21,943円節約※1
    豊富な割引プラン
    新規なら最大13,600円割引、継続でも最大10,600円割引※2
    安心の事故対応
    ALSOK隊員事故現場をサポート※3
    最短5分!まずはお見積り
    • 大手損害保険会社(4社)から変更し、変更前の保険会社との比較で安くなった保険料を具体的な金額でお答えいただいた1,126人の平均です。(当社 既契約者アンケート/2024年1月実施、有効回答者数28,973人)
    • 最大13,600円割引とは、ネット割+早割50日を適用した額です。ネット割は新規は13,000円、継続は10,000円となります。
      分割払の場合、ネット割は新規は年間12,960円、継続は年間9,960円となります。そのため、最大割引額(ネット割+早割50日適用)は、新規は年間13,560円、継続は年間10,560円となります。
    • 山間部や島しょ部、高速道路などかけつけサービスを提供できない場所や、一部サービス内容が限定的となる場合があります。また、交通事情、気象条件等によりサービスの提供ができない場合があります。
    新井 智美
    監修
    新井 智美(あらい ともみ)

    プロフィール:
    コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績は2,000本を超える。

    資格情報:
    CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

    HP:https://marron-financial.com/

    • Twitterで共有する
    • Facebookでシェアする
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • LINEで送る