自動車保険

パンク修理代は自動車保険で補償される?タイヤの交換方法や保険が適用される事例を解説

ドライブ中に、さまざまな原因によって、タイヤがパンクすることがあります。そのような状況に陥ったら、ロードサービスを呼んで対処をお願いするか、ご自身でタイヤを交換しなければいけません。

修理代は、自動車保険によって補償されるケースと、されないケースがありますのでご注意ください。なお、車両によってはスペアタイヤが搭載されていない場合もあります。まずは必ず使用の車両をご確認ください。

本記事では、パンク修理代は自動車保険の適用となるのか気になる方に向けて、自動車保険で補償される事例をご紹介しています。また、タイヤがパンクした際にご自身で対処する方法についても解説します。

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1. タイヤのパンク修理代は基本的に自動車保険の補償対象外


タイヤは消耗品のため、パンク修理代および「タイヤのみの損害」は自動車保険の補償対象外とされているケースがほとんどです。ただし、事故などによって車体も損傷を受けた場合はパンク修理代が補償されることがあるので、加入している自動車保険の内容を確認しましょう。

以下、自動車保険の補償対象となる事例についてご紹介します。


パンク修理代が自動車保険の補償対象になる事例

一般的に以下のケースでは、パンク修理代が自動車保険の補償対象となります。

● 事故によって契約自動車の他の損害と同時にパンクした場合
● 火災などによって他の損害と同時にパンクした場合

なお、通常走行中にパンクしただけでは補償対象とならないことにご注意ください。


2. 自動車のタイヤがパンクした際の対処方法

自動車のタイヤがパンクした場合の主な対処法は、以下の2種類です。

① JAF(日本自動車連盟)や加入している自動車保険会社のロードサービスに連絡する
② ご自身でタイヤを交換する

次項では、「ロードサービス」がどのようなものなのかを説明します。

JAFや自動車保険会社が提供する「ロードサービス」とは?

JAFや自動車保険会社が提供している「ロードサービス」は、車にトラブルが発生した際にスタッフが現場に駆けつけて対処してくれるサービスです。パンク時のタイヤ交換だけではなく、車が故障した際のレッカー移動やガス欠時のガソリン補給などにも対応しています。

なお、JAF会員の場合、JAF会員が運転、もしくは同乗していればサービスを受けることができます。自動車保険のロードサービスの場合は、契約しているお車のみが対象となります。自動付帯であることが多いですが、保険会社によってサービス内容が異なるため、契約する前に確認しておきましょう。


3. ご自身でパンクしたタイヤを交換する方法

ここからは、ご自身でパンクしたタイヤを交換する方法について、「使用する工具」「交換する手順」を詳しく説明していきます。

パンクしたタイヤを交換する際に使用する工具

パンクしたタイヤをご自身で交換する際に使用する工具は、以下の通りです。

● ジャッキ
● ボックスレンチ
● 輪留め
● 三角停止表示板
● 発炎筒

これらの工具やスペアタイヤは、一般的にトランクルーム下部などに備え付けられています。なお、輪留めについては、標準車載工具ではないため車に積んでいないケースもありますが、適当な大きさの角材や石材で代用可能です。

パンクしたタイヤを交換する手順

以下は、パンクしたタイヤをご自身で交換する手順です。なお、高速道路上や狭い道路など、特に危険な場所ではご自身で対応せず、なるべく安全な場所に退避してからロードサービスを呼んでください。


① 車の後方に三角停止表示板を置き、発炎筒で後続の車両に緊急停車していることを知らせる。

② パーキングブレーキをかけてから、「パンクしたタイヤ」および「対角線上にあるタイヤ」に輪留めをする

③ ホイールキャップ付きのタイヤの場合、ボックスレンチを使ってパンクしたタイヤのホイールキャップを外す(アルミホイールの場合、この工程を省略)

④ ボックスレンチを使って、ホイールナットを少しだけゆるめる

⑤ ジャッキアップポイント(車の側面下部に印がある)にジャッキをかけて、路面から少し浮く状態になるまでタイヤを持ち上げる(ジャッキアップポイントの位置が分からない場合は、マニュアルを読んで確認)

⑥ ボックスレンチを使ってホイールナットを外し、パンクしたタイヤを取り外す(ジャッキが外れた場合に備えて、外したタイヤを車体の下に置いておく)

⑦ スペアタイヤを取り付け、対角線上にナットを仮締めする(ガタつかなくなるまで、様子を見ながら2~3回程度締める)

⑧ 車体下のタイヤとジャッキを取り外してから、ナットを本締めする(体重をかけてしっかりと締める)


これらの作業工程を最後まで実施する自信がない場合は、ロードサービスを呼ぶことをおすすめします。

4. ロードサービスを利用せずにご自身でタイヤを交換する際の注意点

ご自身でタイヤを交換する際は、以下の2点にご注意ください。


① スペアタイヤの空気圧

② タイヤの進行方向(回転方向)


それぞれについて、詳しく説明します。

注意点① スペアタイヤの空気圧

交換する前にスペアタイヤの空気圧をチェックしてください。

なお、スペアタイヤへの交換は、あくまでも応急処置です。設計上の最高速度が通常のタイヤに比べて低いケースもあり、スペアタイヤのまま長時間走行するのは好ましくないので、早めに正式な走行用タイヤと交換してください。

スペアタイヤの状態については、万が一に備え、日ごろからチェックしておくようにしましょう。


注意点② タイヤの進行方向(回転方向)

タイヤによっては、進行方法(回転方向)が指定されているケースが存在することに気を付けましょう。タイヤの側面に方向を示すマーク(矢印や文字)が付いているかどうかをチェックし、正しく装着してください。


5. パンク修理代は自動車保険の補償対象外だが、応急処置をロードサービスで対応してもらえる

一般的にパンク修理代は、自動車保険の基本補償の対象ではありません。ただし、スペアタイヤの交換作業をロードサービスで対応してもらうことは可能なので、「工具が不足している」「作業に自信がない」といった事情により、ご自身で交換できない場合は、加入している保険会社に連絡しましょう。

また、特約の内容によってはスペアタイヤへの交換費用が補償対象とされているケースもあるので、保険内容などをご確認ください。

「万が一に備えて、ロードサービスを利用できるようにしておきたい」という方は、セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」に加入してみてはいかがでしょうか。

「ロードアシスタンス特約」に加入しておけば、トラブルによって自力走行ができなくなった場合に、ロードアシスタンスのスタッフが現場に急行して「バッテリー上がり時のジャンピング」「スペアタイヤ交換」「カギの開錠」「脱輪引き上げ」といった応急処置を施してくれるので安心です。

全国約13,000ヶ所の拠点から24時間・365日対応しており、GPS位置検索サービスを利用すれば迅速にサービスを受けることができます。さらに、1回のトラブルにつき15万円を限度(レッカー代・応急処置代含む)に補償されることも魅力といえるでしょう。

自動車保険をお探しの方は、「おとなの自動車保険」およびロードアシスタンス特約への加入をご検討ください。

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https://www.ins-saison.co.jp/otona/compensate/other/road_assist.html



■監修
  • 竹下 昌成
    プロフィール:
    竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC専任講師。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート。現在は大家業をメインに講師や執筆活動をしています。

    HP:https://fptakeshita.jimdofree.com/
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