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特産品の黒豆で知られる「道の駅庄和」の魅力をインタビュー

更新

2022/12/21

公開

2022/12/21

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埼玉県春日部市にある「道の駅庄和」。2005年の創業以来、都心から1時間で豊かな自然を感じられる場として、多くの利用者が訪れています。特産品である黒豆を使ったさまざまな商品や、黒豆畑のオーナーとして収穫体験を楽しめるサービス、定期的なイベントの開催など、訪れる理由のある道の駅です。

今回は、道の駅庄和指定管理者庄和商工会の堀部直人さんに、春日部市と道の駅庄和の魅力についてお伺いしました。

目次

    1.豊かな自然に囲まれた「道の駅庄和」

    ― よろしくお願いします。「道の駅庄和」と地域の特徴について教えてください。

    「道の駅庄和」は2005年3月にオープンした、埼玉県春日部市にある道の駅です。国道4号バイパスと国道16号の交流地点のすぐそばにあり、東北道と圏央道から約30分の距離にあるためアクセスが良いのが特徴です。

    もともとこの地域は「庄和」と呼ばれる町でしたが、2005年10月に春日部市と合併した関係で、庄和の名を残しながら所在は春日部市にあります。

    豊かな自然に囲まれ、周辺には田園風景が広がっています。毎年春頃にはたくさんのツバメが飛来し、道の駅庄和の軒下に巣を作ることも多く、NPO法人がツバメの調査に訪れるほどです。道の駅にはツバメに関連した商品も置いています。

    また、この地域は凧が有名で、毎年5月には「大凧あげ祭り」を開催します。江戸川の川沿いにたくさんの大きな凧が上がっている光景はとても壮観です。道の駅庄和では、オリジナルの文字を入れた凧製作を受け付けており、贈り物や節句のお祝いとして注文されるお客さまもいらっしゃいますね。本館には実際にお祭りで上がる大きさの「小凧」を展示しているので、訪れた際には凧の迫力を感じていただきたいです。

    2.黒豆まんじゅうや黒豆うどんなど、特産品の黒豆を使った商品が人気

    ― 道の駅庄和で購入できるおすすめの商品を教えてください。

    特産品は黒豆です。ほかの道の駅との差別化を目的として、休耕地を利用して黒豆を育てようと考えたことがきっかけとなりました。現在では、黒豆を使ったさまざまな加工品の販売を行っています。おもな商品には、煮豆、黒豆ようかん、黒豆まんじゅう、黒豆きな粉、黒豆焼酎、黒豆を練り込んだ黒豆蕎麦や黒豆うどんなどがあります。

    特に人気の高い商品は、コロンとした大粒黒豆となめらかな小豆餡を楽しめる黒豆まんじゅうです。春日部市の認定ブランドである「春日部フードセレクション」にも選ばれ、地元の人からも愛されています。

    ― 色々な商品を楽しめるのですね。そのほかにはどのような取り組みをされていますか?

    休耕地で栽培を行なっている黒豆畑の区画のオーナーになり、収穫体験を楽しめる「黒豆オーナー制度」があります。年によって変動はありますが5月頃に募集を開始し、枝豆で収穫する場合には10月頃に収穫、黒豆で収穫する場合には12月頃に収穫を行います。

    1区画あたり5,000円でオーナーになることができ、25株の収穫を楽しむことができます。オーナーは1年単位の契約ですが、リピートされるお客さまも多くいらっしゃいますね。

    ― 道の駅庄和を利用する地元の方や観光客の反響はいかがですか?

    野菜も置いてあるので、地元の方は食材の買い物としてスーパーマーケットのように利用されている方も多いです。また、黒豆うどんは地元の方もお土産として購入しているところをよく見かけます。

    観光客の方にはお土産として「黒豆まんじゅう」を購入されることが多いです。また、道の駅庄和では全国のお土産品を販売しているため、観光客の方からは、「この地域のお土産が買えるのか!」と喜びの声をいただくことも多いですね。

    道の駅には、春日部を舞台とした人気アニメーションのパネルが置いてあるので、そこで写真を撮影する方や、春日部市内で購入できるグッズをお買い上げくださる方も多いです。

    3.映画などでも使われている「首都圏外郭放水路」

    ― ドライブで立ち寄る、周辺のおすすめスポットはありますか?

    すぐ近くには、地域の治水施設である「首都圏外郭放水路」があります。作業用通路やポンプ室、ガスタービン部、インペラ部など見学場所を4つのコースから選ぶことができ、首都圏外郭放水路の役割を深く知れるだけでなく、地下神殿とも呼ばれ、映画などのロケ地として利用されている調圧水槽の神秘的な空間を見学することもできます。完全予約制ですので、訪れる際には事前に予約をしてお越しいただければと思います。

    4.10月と12月には令和4年度産の枝豆と黒豆を販売開始

    ― ドライブ先を探している読者の方にメッセージをお願いします。

    毎週末ではありませんが、交流広場ではさまざまなイベントを開催しています。10月30日には、春日部市の親善大使を務める、シンガーソングライターあえかさんによるミニライブが開催されました。11月5日・6日には、ミニ特急乗車体験や引き出し付き小物置き作り体験(5日のみ)、野球盤体験(6日のみ)が楽しめる、春日部工業高校とのコラボイベント「わくわく体験イベント」を開催。11月27日には、自転車教習、交通安全体験、警察車両展示などがある交通安全啓発イベント「交通安全フェア」も開催されました。

    また、令和4年度産の枝豆が10月中旬頃、黒豆が12月頃に店頭で販売開始予定となっております。旬の新鮮野菜をほかにも取り揃えていますので、この機会にお立ち寄りください。

    ― 本日はお話しいただきありがとうございました。

    道の駅庄和
    埼玉県春日部市にある、豊かな自然に囲まれた道の駅。特産品の黒豆を使ったさまざまな商品やイベントの開催を通して、地元の方や観光客に愛されている。

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