自動車保険

ネット型自動車保険にデメリットはある?代理店型との違いやメリットも解説

更新

2023/08/30

公開

2023/08/30

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ネット型自動車保険が気になっているものの、「なにかデメリットはないだろうか」「自分で調べて手続きするのは大変なのではないか」と感じている方もいるかもしれません。

本記事では、ネット型自動車保険と代理店型自動車保険の違いやメリット、デメリット、ネット型自動車保険の選び方などを解説します。

目次

    1. ネット型自動車保険とは?代理店型との違い

    ネット型自動車保険は「ダイレクト型」または「通販型」と呼ばれることもありますが、本記事ではわかりやすくネット型自動車保険と表記します。

    ネット型自動車保険と代理店型自動車保険にはいくつかの違いがあります。主な違いは以下のとおりです。

    項目 ネット型自動車保険 代理店型自動車保険
    加入方法 インターネットを通じてご自身で加入する 代理店の営業担当者が加入手続きをサポートしてくれる
    補償内容 基本的にはご自身で調べる必要がある(保険会社に電話で相談することも可能) 代理店の営業担当者と対面で相談しながら決めることができる
    保険料 代理店を通さないので、保険料が割安な傾向にある 保険料のなかに代理店手数料が含まれるため、ネット型自動車保険と比較すると保険料が割高になる傾向がある
    事故対応 事故発生時は保険会社に連絡する 事故発生時は代理店、または保険会社に連絡する

    詳しくは後述しますが、ネット型自動車保険と代理店型自動車保険は上表のように、加入方法や保険料、事故発生時の連絡先などに違いがあります。

    事故対応のサービス品質に大きな差はない

    ネット型自動車保険は代理店型と違って保険料が抑えられているため、代理店型よりも事故対応のサービスが劣るのではと不安に思われている方もいるかもしれませんが、ネット型自動車保険も代理店型自動車保険も、事故対応を行うのは保険会社の「事故サービスセンター」です。双方とも事故対応のサービス品質に大きな差はありません。

    例えば、セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」では、お客さまの万が一に備え、24時間・365日事故受付をしています。ロードアシスタンスも、もちろん24時間・365日、全国約9,200ヶ所(2022年12月時点)から出動します。

    また、損保ジャパンの全国286ヶ所(2022年12月時点)のサービスセンター網と提携し、全国に広がる事故サービスセンターの損害サービスネットワーク体制で事故対応に当たっています。事故の際には、専任担当者が解決までお客さまの窓口として対応します。

    ネット型自動車保険と代理店型自動車保険で違いがあるのは、事故にあったときの窓口です。それぞれの事故対応のイメージは、以下となります。

    ネット型自動車保険は、保険会社の事故サービスセンターに契約者が直接連絡します。一方、代理店型自動車保険は、保険会社の事故サービスセンターに契約者が直接連絡する方法のほか、代理店の営業担当者へ連絡する選択肢があります。

    また、代理店の担当者が事故現場にかけつけてくれることがあるのも違いの1つです。

    2. ネット型自動車保険のメリット

    自動車保険を選ぶときには、メリットとデメリットの両方を知ることが大切です。以下では、ネット型自動車保険のメリットを紹介します。

    保険料が抑えられる

    自動車保険の保険料は、保険金の支払いに充てられる「純保険料」と保険会社の経費に充てられる「付加保険料」で構成されています。

    ネット型自動車保険は、代理店型自動車保険では付加保険料に含まれている「代理店に支払う手数料」などが含まれないため、その分だけ保険料を抑えることができます。

    インターネット上で手続きが完了する

    ネット型自動車保険は、手続きのほとんどがインターネット上で完了します。代理店型自動車保険と異なり、店舗などに出向いて営業担当者と対面して手続きをする必要がありません。

    ネット割などが受けられる

    ネット型自動車保険では、商品によりネット型独自の割引を受けられる点もメリットです。例えばセゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」では、以下の割引を提供しています。

    名称 内容 割引額
    ネット割 新規ご契約の場合 13,000円(※1)
    ご継続契約の場合 10,000円(※1)
    「おとなの早期契約割引」 始期日の前日から数えて50日前までの契約 600円
    始期日の前日から数えて30日前までの契約 400円(※2)

    「おとなの自動車保険」は、インターネットでの新規契約で13,000円(※1)の割引、翌年以降の継続契約も10,000円(※1)の割引を受けられます。

    また、始期日の前日から数えて50日前、30日前までに契約を完了された方には「おとなの早期契約割引」が適用され、それぞれ600円、400円(※2)の割引を受けられます。

    ※1分割払の場合は、新規は年間12,960円、継続は年間9,960円の割引となります。

    ※2「早割30日」につきましては、分割払の場合、年間360円の割引となります。

    また、早割50日と早割30日が合算されることはありません。

    3. ネット型自動車保険のデメリット

    ネット型自動車保険はメリットがある一方、以下のようなデメリットもあります。

    • 担当者が決まっていない
    • 見積りや申込みで担当者と対面することがない

    ネット型自動車保険は、契約者ごとに営業担当者がつくわけではありません。ご自身で自動車保険の補償内容を選び、契約もインターネットを通じてご自身で行う必要があります。

    補償内容などを営業担当者と対面で相談しながら決められない点は代理店型との違いといえますが、ネット型自動車保険でも見積りや申込み時にわからない点があればコールセンターへ相談できます。

    また、見積りフォームへ入力するときも画面上のヘルプが充実しており、補償内容の検討や手続きでわからない用語などがあっても、ご自身で解決できるよう配慮されています。

    ネット型自動車保険では対面で相談できない代わりに、自動車保険の加入が初めての方やネットに不慣れな方でもスムーズに手続きができるよう、丁寧なカスタマーサービスが提供されています。

    4. ネット型自動車保険の選び方

    ネット型自動車保険に加入するときは、以下の点に着目して選んでみましょう。

    • 補償内容が柔軟に選べるか
    • サービスが充実しているか

    自動車保険によって補償内容がどの程度自由に選択できるか異なります。ニーズにあわせて補償内容を柔軟に選べる自動車保険なら、補償を充実させたり、不要な補償を削って保険料を抑えたりしやすくなります。

    そのほか、ご自身が「必要」「使いたい」と思うサービスがあるとより良いでしょう。

    5. ネット型自動車保険のメリット・デメリットを知って納得できる保険選びを

    ネット型自動車保険は固定の担当者がいない点や対面で相談できない点に不安を感じる方もいるかもしれませんが、代理店型自動車保険と基本的な補償内容や事故後の対応に大きな差はありません。

    電話での相談対応や細やかなカスタマーサービスなど、ネットに不慣れな方でもスムーズに手続きができる体制が整えられています。

    「おとなの自動車保険」では、事故後の安心を支える示談交渉サービスや、「ALSOK 事故現場安心サポート」、安心・便利でお得なサービスをご紹介するポータルサイト「SA・PO・PO(サ・ポ・ポ)」が提供されています。

    ネット型自動車保険への加入を考えている方は、この機会に「おとなの自動車保険」をご検討ください。

    保険を選ぶなら「おとなの自動車保険」

    納得の保険料
    保険料は平均21,943円節約※1
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    • 最大13,600円割引とは、ネット割+早割50日を適用した額です。ネット割は新規は13,000円、継続は10,000円となります。
      分割払の場合、ネット割は新規は年間12,960円、継続は年間9,960円となります。そのため、最大割引額(ネット割+早割50日適用)は、新規は年間13,560円、継続は年間10,560円となります。
    • 山間部や島しょ部、高速道路などかけつけサービスを提供できない場所や、一部サービス内容が限定的となる場合があります。また、交通事情、気象条件等によりサービスの提供ができない場合があります。
    竹国 弘城
    監修
    竹国 弘城(たけくに ひろき)

    証券会社、生損保代理店での勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。お金に関する相談や記事の執筆・監修を通じ、自分のお金の問題について自ら考え、行動できるようになってもらうためのサポートを行う。
    【保有資格】1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP

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