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"春ドライブ"の強敵! 花粉対策も忘れず備えていますか?

更新

2018/04/18

公開

2018/04/18

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2018年の3月は、比較的暖かい日が続き、例年より早く春がやってきた印象です。春と言えば花粉症の季節。暖かくなるほどスギ・ヒノキなどの花粉が猛威を振るいます。花粉症大国の日本では、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみのいわゆる4大症状を始め、喉(のど)や皮膚の不調で大変な思いをしている方も多いかと思います。

目次

    花粉症で交通事故のリスクが高まる可能性大

    花粉症はドライバーにとって天敵とも言えるやっかいな存在です。くしゃみをして下を向いたその一瞬でも走行中は、車は十数メートル進んでしまいます。その間の前方不注意や目のかゆみなどによる注意力散漫が原因となった事故が実際に発生しています。花粉症の症状が重いときは、運転を控えましょう。症状が軽いと思っても油断せずに、車間距離を十分にとり、速度を落として走行しましょう。

    薬は有効ですが、注意も必要

    花粉症のつらさを和らげるには、病院に行って薬を処方してもらうケースもあります。しかし、花粉症を抑える抗ヒスタミン系の薬は、眠くなる副作用を理由に、服用時の運転を禁じるものがあります。そのため、運転に影響が無いか、服用する薬の副作用は医師に必ず確認をしましょう。

    誰にでもできる身近な対策としてのうがいと手洗い

    春のこの時期は、室内に戻ったらうがいと手洗いを入念にする、お風呂やシャワーで花粉を洗い流す、などの基本的な花粉症対策は必須です。自動車内でもドアの開け閉めや、エアコンの空調を経由して車内に花粉が入ってきてしまうんです! それでは運転時の花粉症対策はどうすればいいのでしょうか?

    車内でできる、花粉対策!

    花粉は自動車の乗り降りの際に外気や衣服に付着するなどして車内に入ってきます。車内に入ったらまず、車とご自身から花粉を取り除きましょう。やり方は簡単、ミクロ繊維製で花粉の除去に効果のある車内のホコリ取り用のモップや、ダッシュボードなどを拭くウェットタイプのクリーナーシートなら、直接花粉をふき取ることができます。クリーナーシートは合成レザー、プラスチック樹脂等の車載装備に対応したものがベターです。100円ショップでも売っているので、かなり手軽な花粉対策になります。また座席や衣服には静電気が発生する場所に付着するという花粉の特徴を利用した、静電気対策用の除電ブラシがオススメです。同様の商品として静電気除去クロスも活用したいですね。

    エアコンフィルターの交換は外気からの花粉対策に有効

    エンジンをかけたら、次に気にしたいのが空調周り。見落としがちですが、花粉が入ってくる可能性の高いエアコンの吸気口を花粉やアレルゲンを除去するフィルターに取り替える方法もかなり有効です。自動車用品店で売られているエアコンフィルターには、菌やカビの繁殖防止や排ガス臭を弱めるほか、花粉の侵入を防ぐ機能を備えた商品があります。ただし、エアコンフィルターの付け替え未経験者は購入時に店員さんに取り付け方を聞いたり、取り付けの経験者と一緒に臨むなどの対策を取ってくださいね。

    車載用空気清浄機もかなり有効

    最近は、室内向けの空気清浄機とほぼ同等の機能を持つ車載用の空気清浄機も発売されています。形状も様々で、円筒型の物ですとドリンクホルダーにも収納が可能なタイプや、シートの下に設置できるタイプ、またエアコン吹き出し口に設置するタイプもあります。種類が豊富にありますので、愛車に合ったタイプを選びましょう。

    車を運転する際の花粉症対策の参考になりましたでしょうか。気持ちのいい季節、皆さんも正しい対策を取って、自動車通勤はもちろん、家族との休日のドライブや、好きな人とのドライブデートなどで花粉症の影響を最小限に抑えた、充実のカーライフを送ってくださいね。

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