クルマ

飛び石でフロントガラスにヒビや傷がついてしまったら?修理(リペア)方法や車両保険の適用について

高速道路を走行中、突然フロントガラスにヒビが入ってしまった。
多くの場合、これは「飛び石」が原因です。突然の出来事に頭が真っ白になって混乱するかもしれません。そんなときに備えて、ここでは飛び石などによってフロントガラスに傷やヒビが入ったときの対処法や修理の仕方、そして車両保険を利用するかどうかを判断する方法についてご紹介していきます。

走行中に飛び石でフロントガラスに傷やヒビがついてしまったら…

安全な場所に車を停める

運転中にフロントガラスに傷やヒビが入ったら、まずは安全な場所に停車することが重要です。高速道路を走行中の場合は、自走が可能であればもよりのサービスエリアもしくはパーキングエリアへ入るようにしてください。
「小さい傷で運転に支障がないから大丈夫」といってそのまま走行するのではなく、どんなに小さな傷やヒビでも一旦停まってチェックしましょう。


傷の状況の確認

車を安全な場所に停めたら、傷やヒビの場所・サイズを確認します。
傷やヒビの場所がフロントガラスの端に近い場合や、傷やヒビのサイズが2cm以上で損傷が大きい場合は、修理が必要になります。そのまま走行を続けると、傷が大きくなる恐れがあるので、速やかにロードサービスに連絡しましょう。


自走できないときはロードサービスへ連絡

フロントガラスに入った傷やヒビが大きくて前方が見えづらいなど、安全に自走ができない場合は、ただちに安全な場所に停車して、保険会社やロードサービス会社へ連絡してください。レッカーを手配してもらえます。
レッカーが来るまでは、安全な場所で待機しましょう。
おとなの自動車保険の場合スマートフォンからの連絡方法は、Webサイト(https://www.ins-saison.co.jp/sp/otona/)右上にある「事故にあった方」アイコンをクリックして、「現場での対応マニュアル」にしたがって、事故・ロードアシスタンス受付デスクへ連絡してください。現在地が分からない場合でも「GPS位置検索サービス」を使えば場所を特定できます。

フロントガラスの傷やヒビの修理(リペア)と交換について

フロントガラスにできた傷やヒビを修理したり、フロントガラスを交換するには、整備工場に依頼しましょう。おとなの自動車保険にご加入のお客さまは、もよりの整備工場を手配することもできます。
また、フロントガラスを交換する際の押さえておきたいポイントについてもご紹介します。


フロントガラスの修理と交換の目安はあるの?

一般的に500円玉よりも小さい傷はヒビであれば修理で対応する場合が多いです。
傷やヒビが500円玉よりも大きい場合やフロントガラスの端から10~20cm程度の範囲に傷やヒビができた場合、走行中の振動や右左折時のボディのゆがみがフロントガラスに影響を与え、突然損傷が大きくなることがあるため注意が必要です。傷やヒビがフロントガラスの端に近い場合は、修理ではなくフロントガラスを新しいものに交換することになる可能性があります。


フロントガラスを新しいものに交換する場合

傷やヒビが大きくて修理できないときは、フロントガラスを新しいものに交換することになります。その場合、フロントガラス本体の料金と工賃(交換費用)がかかります。
フロントガラスの金額は車種によっても異なります。大型のバンと軽自動車のフロントガラスでは大きさが違うため金額が変わってくるのです。また、フロントガラスにはUVカットができるものや断熱されるものなど機能によっても価格は変わります。

フロントガラスの修理(リペア)や交換に車両保険は適用される?

フロントガラスを修理するために車両保険を利用する場合、まず契約している補償内容を確認するようにしてください。


飛び石が原因の場合は?

飛び石によってフロントガラスに傷やヒビが入った場合、おとなの自動車保険では「飛来中や落下中の他物との衝突」にあたります。
そのためすべてが補償される「一般車両保険」や「一般条件」という補償タイプだけでなく、補償の範囲が限定される「車対車事故および限定危険補償特約」がセットされている場合も、支払いの対象となります。
※「火災・落書き・台風」をセットしていない場合(「車対車衝突危険限定特約」のみをセットしている場合)、ご契約のお車が飛び石で受けた損害は補償されません。

車両保険を使用するときの注意すべきポイント

飛び石でフロントガラスに傷やヒビが入って、修理するために保険を使う場合、注意する点はあるのでしょうか。


フロントガラスの修理(リペア)・交換にかかる費用と車両保険の自己負担額について

フロントガラスの修理もしくは交換する際にかかる費用を車両保険でお支払する場合、自己負担額が「あり」の設定になっている場合は、自己負担額が発生します。
この自己負担額は保険の契約時に、ご自身で設定することができます。


車両保険を使用すると等級が下がる

保険を使うことで修理代が補償されますが、「飛来中、落下中の他物との衝突」が事故原因の場合は、翌年度からの等級が1等級ダウンし、「事故有係数適用期間」が1年加算されることになります。
つまり、等級ダウンにより翌年度の保険料が高くなります。そのため、トータルで考えると保険を使わずに修理代を自分で払った方が安くなる場合もあるということです。
保険を使う場合は、その点を慎重に考える必要があります。
おとなの自動車保険では、修理およびフロントガラス交換にかかる費用が分かった段階で専任の担当者にご連絡をいただくと、翌年度からの等級や「事故有係数適用期間」の変動と共に、保険料についてご案内しています。その際に保険を使って修理した方が良いのか使わない方が良いのかなどに関しても具体的にアドバイスをしています。

他者が原因の飛び石によるフロントガラスの傷やヒビは賠償してもらえる?

飛び石によってフロントガラスの傷やヒビが入った場合、石を飛ばしてしまった相手に賠償請求をすることは可能なのでしょうか?
飛び石は石を飛ばしてしまった車も故意に飛ばしたわけではなく、不可抗力によるものであり、一つ一つの小石をよけながらの走行ということもできないため、相手の過失を立証することは難しいです。
このような理由から、飛び石によってフロントガラスに傷やヒビが入ってしまったとしても、飛ばした相手に賠償してもらうことは難しいでしょう。

フロントガラスの傷やヒビを放置してはいけない理由とは?

フロントガラスに傷やヒビが入ったまま放置した場合、次のような原因で傷やヒビが大きくなる恐れがありますので、速やかに修理するようにしましょう。
・走行時の振動
・前方からの風圧
・右左折時の車体のゆがみによるフロントガラスへの負荷
・寒暖差

フロントガラスに傷やヒビがあっても車検は通る?

フロントガラスの傷やヒビが1cmを超えると車検は通りません。その場合、修理した上で車検を通す必要があります。


● フロントガラスは運転者の視野を確保しなければならない
「道路運送車両の保安基準の第29条(窓ガラス)」には、フロントガラスは、損傷した場合においても「運転者の視野を確保できるもの」であり、透明で視野を妨げず、ひずみや可視光線の透過率が基準に適合しているものでなければならないと記されています。
フロントガラスは運転手が運転する際に必要な情報を妨げてはならず、傷やヒビが入っていると視野の妨げになる可能性があるので車検に通らないということです。


● 容易に貫通されないこと
正面から飛んできたものがフロントガラスを貫通、車内に入ってきてしまったら…怪我や事故につながるなどさまざまな危険性があります。フロントガラスにはそうならないために容易に貫通されない強度が求められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
フロントガラスに傷やヒビが入ってしまったら、それがどんなに小さなものでも油断せず、安全第一で適切な行動を心がけましょう。

「おとなの自動車保険」についてはこちら
https://www.ins-saison.co.jp/otona/