車が盗まれてしまった! 車両盗難!朝起きたら車が盗まれていた!

普段と同じ朝、Aさんは出社のため、自宅近くの契約駐車場に車を取りに向かいました。駐車場に入ったAさんは、何か違和感を覚えましたが、駐車場の入り口から一番奥にある自分の車の駐車位置に近づいて、なぜ違和感を覚えたのか分かりました。なんと、Aさんの車がなくなっていました。

Aさんはすぐに携帯電話から警察に通報しました。警察の事情聴取と被害届の後、Aさんはすぐに当社に事故報告をしました。

解決までの流れ

Aさんからの事故連絡を受け、担当者はAさんに連絡を取り、昨日駐車したときの状況や普段の保管状況、届け出を行った警察などをお伺いし、今後の保険金支払いまでの流れを説明しました。

特に、盗難事故は調査に時間がかかるためご協力をいただきたいことと、保険金のお支払いまで早くても1ヶ月程度は必要となることを説明しました。

また、Aさんから、自分のデジタルカメラを車内に置いており、これらについても盗難届を出していることをお伺いしました。

事故のご連絡~状況確認の図

文中のヒントアイコンにマウスをあてると解決へのポイントが表示されます。

1ヶ月後、調査が終了し、Aさんに連絡をしたところ、依然として盗難された車が発見された連絡はないとのことでした。保険金のお支払いを進めるため、車の名義変更の書類を作成する段取りの打合せをしました。

また、デジタルカメラの購入時期・購入金額が分かる資料の提供を依頼しました。Aさんから、車の名義変更の書類とデジタルカメラの資料が届きました。ヒント

盗難されたお車について車両保険金をお支払いする際に、お車の所有権を保険会社に移転させ、同時にお車の登録を抹消する手続きを行います。そのため、譲渡証明書などの必要書類を、保険金のお支払い前にあらかじめご作成いただく必要があります。

資料・書類のご提出の図

文中のヒントアイコンにマウスをあてると解決へのポイントが表示されます。

車の名義変更の書類もすべて揃い、担当者はAさんに連絡し、車両保険のお支払いを進めることをお伝えしました。

また、デジタルカメラについて、減価償却分を差し引いた¥40,000がお支払額となることをお伝えしました。

車両保険と車両身の回り品補償から保険金をお支払いしました。ヒント

車両身の回り品補償では、被害にあった物品の時価を基準として損害額を算出し、保険金をお支払いさせていただきます。そのため、買ったときの金額よりも、損害額が低く評価されることがあります。

保険金のお支払いの図

損害の状況・お支払いした保険金

損害額

  • Aさんの車の損害:¥1,000,000
  • Aさんの車両積載物の損害:¥40,000

お支払いした保険金

  • Aさんの車の損害(車両保険金):¥1,000,000
  • Aさんの車両積載物の損害(車両身の回り品補償の保険金):¥40,000

お役にたった補償

ご契約のお車が事故で壊れたり、火災や盗難にあったときに保険金をお支払いします。

衝突、接触、火災、盗難等の事故でお車内の「身の回り品(衣類、カメラ、ゴルフ道具等)」に生じた損害を補償します。

「盗難」の補償をえらんでいない場合(車両盗難対象外をセットしている場合)、ご契約のお車・身の回り品が盗難にあったときは補償されません。

事故対応のプロフェッショナル

一時期に比べて盗難事故の発生件数は減少したものの、依然として高い水準にあるといえます。また、中には保険金取得を目的とした偽装事故も含まれており、盗難事故には特に慎重に調査を行っています。

対物(車両、対物賠償)

担当者 K.J

お客さまの声

    掲載内容は、お客さま個人の意見・感想であり、当社が内容について保証するものではありません。

    事故に関するよくあるご質問