車をぶつけてしまった! 脇見をしていて、追突してしまった!

いつもどおりの朝、Aさんは勤務先まで車で向かっていました。ふと気が緩み脇見をしてしまい、前を走っていたBさんの車が信号で停止したことに気付くのが遅れました。あわてたAさんはブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまい、勢いよくBさんの車に追突してしまいました。

Bさんの車はトランク部分が大きくひしゃげて自走できない状態となり、Bさんも意識はあったものの、救急車で病院に搬送されました。

解決までの流れ

Aさんからの事故の連絡を受け、担当者はAさんと連絡を取り、Bさんが搬送された病院と、Bさんの車をレッカー移動した業者の連絡先をお伺いしました。また、解決までの流れを説明しました。

Bさんの搬送された病院に連絡したところ、Bさんはシートベルトに圧迫されたことで右鎖骨を骨折しており、しばらく入院することが分かりました。

担当が、病院でBさんにお会いしたところ、1週間程度入院し、その後は自宅で安静が必要との診断を受けているとのことでした。担当者からBさんに、お仕事をお休みする期間の休業補償など、今後の賠償の流れをご説明しました。また、Bさんから、車の修理先をお伺いすることができました。

Bさんの治療費は、病院から当社に直接請求してもらうことになりました。

Bさんの車の修理工場に連絡したところ、リア部分が大破しており、修理費用は50万円を超える見込みであることが分かり、アジャスター(鑑定人)を派遣することにして、Bさんの車の損害調査を依頼しました。

鑑定人から、Bさんの修理工場と修理費用¥535,600、レッカー費¥33,600で調整ができたと報告がありました。

担当者からBさんに連絡をとり、お車の損害について、先行して示談することの了解を得ました。

お車の損害についての示談書をBさんと取り交わし、保険金をBさんの修理工場にお支払いしました。

担当者からBさんに連絡を取ったところ、先日仕事には復帰したものの、医師からはしばらく通院治療は必要といわれているとのことでした。休業損害について、月末にお支払いすることを打ち合わせ、Bさんに損害額の算定に必要な資料の提供を依頼しました。

Bさんから連絡があり、先日、医師からケガは治癒したとのお話をいただいたとのことでした。担当者からBさんに、病院への治療費を精算したのちに、あらためておケガについての示談のお話をさせていただきたいとお話しました。

診断書の発行を受け、Bさんの治療費の精算をしました。

Bさんのご自宅でお会いし、本件の慰謝料などの示談内容のご説明をし、Bさんから示談の了承を得ました。示談書の取交しを行い、Bさんに保険金をお支払いしました。

損害の状況・お支払いした保険金

損害額

Bさんのおケガの損害¥1,366,360

  • 治療費(入院費含む):¥524,560
  • 休業損害:¥236,800
  • 通院交通費:¥67,000
  • 慰謝料:¥538,000

Bさんの車の損害:¥569,200

  • 修理代:¥535,600
  • レッカー費:¥33,600

お支払いした保険金

  • Bさんのおケガの損害(対人賠償保険金):¥1,366,360
  • Bさんの車の損害(対物賠償保険金):¥569,200

お役にたった補償

ご契約のお車を運転中の事故により、他人を死亡させたり、後遺障害やおケガを負わせ、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金をお支払いします。

ご契約のお車を運転中の事故により、他人の車や物を壊し、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金をお支払いします。

事故対応のプロフェッショナル

事故の相手の方のおケガなどの人的損害の補償としては、強制保険である自賠責保険がありますが、おケガの場合は120万円が限度であるなど、必ずしも充分な補償とはいえません。

対人賠償においてその場合、自賠責保険の補償の対象となる部分も任意保険会社が一旦支払いをし、後で保険会社から自賠責保険に請求するケースが多いです。

人損(対人賠償、傷害)

担当者 N.M

他の事例もチェック

お客さまの声

    掲載内容は、お客さま個人の意見・感想であり、当社が内容について保証するものではありません。

    事故に関するよくあるご質問